スタジオバッテリー

インテリア・建築・街のデザイン・設計・提案など。日常のデザイン活動に加えて、「まちに近づく」というテーマで「境界」に着目し、調査と研究を行っている。境界を操作することによって、積み上げてきた歴史や人々の繋がりを尊重し、東京にふさわしい厚みのある文化的な街を目指す。

メンバー

山田 智彦 やまだ ともひこ
建築家

1978年、神奈川県生まれ。2004年、千葉大学大学院建築学専攻博士前期課程を修了し、株式会社丹青社に入社。ますいいリビングカンパニーを経て、2008年にスタジオバッテリーを設立。主な作品に、「カットスライドハウス」「柏の葉シンボルサイン&バナー」「瀬高保育園」「札幌 ル・トロワ美容クリニック」など。インテリア・住宅・公共施設・アーバンデザインを幅広く手掛ける建築家。

森本 清史 もりもと きよし
建築家

1992年、群馬県生まれ。2017年、日本工業大学大学院建築学専攻を修了し、スタジオバッテリーに参画。

田端 由香 たばた ゆきよし
建築家

1992年、埼玉県生まれ。2018年、日本工業大学大学院建築学専攻を修了し、スタジオバッテリーに参画。

文キョウの境カイ

<公募アートプロジェクト「ソーシャルダイブ」>

文京区本郷に事務所を構える、インテリアから建築、まちづくりの設計を行うスタジオバッテリーは、小さなものから大きなものまでものづくりと人づくりを行うことをモットーとしています。本プロジェクトでは、高層化の進むまちの「境界」に着目し周辺地域を徹底的にリサーチ。境界の操作をすることで街の環境形成の再構築を試みます。境界から生み出される場所は、公的な場所となり、地域住民の人たちの居場所となる。隣地と私道の境界、店舗と道路の境界、道路と駐車場の境界……、様々な境界を工夫して活用し、地域の既存の企画とも連携しながらイベントや展示をすることにより、まちに活気をもたらします。

(2020年3月現在)

1: 道路という境界を地域の住民で共有する場合の社会実験、2018、東京都文京区本郷
2: 駐車場という境界を飲食店と共有する場合の社会実験、2018、東京都文京区本郷
3: 計画地の模型、2018、東京都文京区本郷

西田司

1976年、神奈川生まれ。一級建築士。1999年横浜国立大学卒業。2002年から2007年まで、東京都立大学大学院助手。2004年オンデザインパートナーズ設立。数々の建築を手掛けると同時に、宮城県石巻市のまちづくり団体ISHINOMAKI2.0のメンバーとしても活動している。

災害対応力向上プロジェクト

「火事と喧嘩は江戸の華」という言葉があるが、この華とは町火消しのこと。江戸の「防災」は、地域コミュニティと深く関わってきた。しかし近代以降、個人個人が生きることができる(ように見える)ことによって、私たちをつなげるそのコミュニティはとても弱くなっている。東京ビエンナーレでは、アートプロジェクトとして「災害対応」に取り組むことで、地域の人々や専門家を交えた現代にふさわしい市民関係を生み出す。そして、Well-Being な地域社会を作り出し、地震などの大規模災害に備え、お互いが助け合えるつながりを築き直すことを目指す。

実施内容(予定)

フィールドサーベイの実施

自分たちが暮らし、働くまちをよく知ることからはじめる。専門家と地域住民とのフィールドサーベイを実施し、まちの中に潜むリスクの見える化や、災害時に必要な水、トイレ、物資、WiFi等の供給スポットの把握、供給者とのネットワーク構築など、重要な社会インフラづくりを進める。

神田エリアフィールドサーベイの様子 2019年8月実施

災害対応マップアプリ「あつまりマップ」の開発

既存の災害関連情報に加えて、災害時に市民一人一人が地域のリアルタイムな被災状況を入力することで、広域な被害状況を把握できるマップシステムを構築し、それを誰でも利活用できるようにネット上に公開できるモバイル端末アプリ「あつまりマップ」の開発を目指す。

災害対応ストリートファニチャー「街なかキオスク」の開発

災害時にその地域で市民が必要とするものを提供する災害対応HUB ユニット「街なかキオスク」の開発を目指します。地域住民だけでなく来訪者にとってもわかりやすく、災害時に頼れる キオスクのあり方を探る。

(2020年3月現在)