【終了】人形町かけこみ場 2021 Marginaland

日程2021年7月23日(金)、24日(土)、31日(土)
時間各回15:00〜16:30
会場オンライン ※参加者のみ視聴URLをお知らせします
料金各回/1,000円
お申し込み参加お申込みはこちら
※オンライン参加の方にはお申し込み後、URLをお送りします
備考講師/
7月23日:野口良平(京都芸術大学 非常勤講師、哲学、精神史、言語表現論)
7月24日:猿渡紀代子(美術史家、大佛次郎記念館・特任研究員)
7月31日:井上都(執筆家)
運営企画制作:髙畑早苗 &Creative Kids Club 人形町
お問い合わせ東京ビエンナーレ2020/2021事務局
TEL:03-5816-3220(東京ビエンナーレ事務局)
info(at)tokyobiennale.jp

髙畑早苗 &Creative Kids Clubのアートプロジェクト「 Marginal わたしたちの声が聞こえる」 の関連講座として「人形町かけこみ場2021 Marginaland」をリモートで開催致します。
私たちのアィデンティティーである「道」を無縁所「Marginaland」とし、様々な地で独自の研究や生き方を貫いている「道々の輩」をお招きし、普段は聞けない貴重なお話をお聞きします。
企画第一回目は、この不安なコロナ禍を生き抜くために、体と心が元気になる講座を3つお届けいたします。多くの皆様のご参加を願っています。

「Marginal わたしたちの声が聞こえる」
関連講座: 「人形町かけこみ場2021Marginaland」
髙畑早苗 &Creative Kids Club 人形町

1.「Unlearn(学びほぐす)ということー幕末・『大菩薩峠』・現在」
「私は学校で多くのことを学んだが、それを私はunlearnしなければならな
かった」と、かつてヘレン・ケラーは語りました。このunlearn(学びほぐす)という言
葉を手がかりに、小伝馬町の牢で刑死した吉田松陰をはじめとする幕末の人たち、それ
に幕末を舞台にした中里介山の未完の長編小説『大菩薩峠』が、今、私たちに与える示
唆と励ましとは何か。野口良平さんのお話を伺いながら、考えてみたいと思います。

講師:野口良平氏
日程:7月23日(金)15:00-16:30
参加費:1,000円(要予約)

2.「あの世はすぐ隣にあるようなもの」
昨年、新型コロナウィルスが世界中に猛威を振るい始め、多くの人達の尊い生命が失われました。死は誰にでも訪れること、そして死は私たちのすぐ隣にあることを体で学んだ稀有な時間になりました。また、友人や家族と時間を共に過ごすことの大切さも痛感いたしました。40代で最愛の伴侶の死を経験した猿渡紀代子さんと、現在、高齢の両親を遠距離介護しながら、東京ビエンナーレ2020/2021 Social Diveプロジェクトを進めてきたアーティスト高畑早苗が、私たちのすぐ隣にある「死」について考え、語りあいます。

講師:猿渡紀代子氏
聞き手:髙畑早苗
日程:7月24日(土)15:00-16:30
参加費:1,000円(要予約)

3.「自分をあきらめない」
秋刀魚、衛生ボーロ、8月のすいとん、枝豆など、日々の食べ物と家族の風景を書いた『ごはんの時間』の著者、執筆家の井上都さんのトークを開催します。都さんは、井上ひさしさんと西舘好子さんの長女として、粋な東京・柳橋で生まれました。父が主催していた「こまつ座」の代表を23年間務めた後の、波乱万丈の人生の中で、自分の肝に命じた言葉が「自分を諦めない」だそうです。コロナ禍の現在は、慣れない仕事に奮闘しながら日々を必死で生きてます。忖度や迎合が飛び交うこの社会で、自分にも他人にも真っ直ぐで謙虚な都さんの声は、今を生きる人達にきっとパワーを与えてくれるはずです。

講師:井上都氏
日時:7月31日(土)15:00-16:30
参加費:1,000円(要予約)

■講師プロフィール

野口良平 (のぐち りょうへい)
7月23日講師

京都大学文学部卒業。立命館大学大学院文学研究科博士課程修了。京都芸術大学非常勤講師。哲学、精神史、言語表現論。著書『「大菩薩峠」の世界像』(平凡社、2009、第18 回橋本峰雄賞)、幕末的思考』(みすず書房、2017)。訳書ルイ・メナンド『メタフィジカ ル・クラブ』(共訳、みすず書房、2011)、マイケル・ワート『明治維新の敗者たち』(みすず書房、2019)ほか。

猿渡紀代子(さわたり きよこ)
7月24日講師

美術史家。大佛次郎記念館・特任研究員。公益財団法人三溪園保勝会・ 副理事長。元横浜美術館学芸員。「長谷川潔の世界」(1991)、「幕末・明治の横浜展―新しい視覚 と表現」(2000)、「アジアへの眼―外国人の浮世絵師たち」(1996, 第9回倫雅美術奨励賞受 賞)、「ポール・ジャクレー 虹色の夢をつむいだフランス人浮世絵師」(2003)、「銅版画家長 谷川潔―作品のひみつ」(2006)などを企画。 著書に『長谷川潔の世界』(全3巻 有隣堂,1997-8)、2015年フランス共和国政府より芸術文化勲章シュヴァリエを叙勲。

井上都 (いのうえ みやこ)
7月31日講師

井上ひさし・好子(現在は西舘好子)の長女として東京・柳橋に生まれる。1987年よ り、両親の離婚により、劇団こまつ座代表を引き継ぎ、2010年こまつ座を離れるまで演劇制作に 関わる。こまつ座退職後、小料理店店員、通信販売契約社員、電話交換手などの仕事を経て、2017年に特定非営利活動法人日本子守唄協会(現・日本ららばい協会)に事務員として勤務。2020年、コロナ禍による事業縮小に伴い日本子守唄協会を離職。現在は公立保育園の給食室にて 調理補助の仕事に従事。著書に『宝物を探しながら』(筑摩書房、1992)『やさしい気持ち』(ベネッセコーポレーション、1997)『ごはんの時間』(新潮社、2016)がある。

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