アートプロジェクト

銀座

遠藤薫

<公募アートプロジェクト「ソーシャルダイブ」>

東京的なるものの象徴である(?)“銀座”。47都道府県にある“銀座”と名のつく場所を巡り、そこで見つけた何か47点を、東京銀座のギャラリー47軒に配置します。

───
47都道府県を周る、まだ行ったことがないから。
地方の銀座と名のつく場所を確認し、各地で友人や知らない人に会って話す。
金座、銀座、銅座、聖火ランナー。
なぜか人は走る。そして競い、記録する。
100メートル走の世界記録はいつか1秒になるのだろうか。なるのかもしれない。
テレビもチケットも買う予定はないから、これからもオリンピックを見ることはないのだろうけど、1秒の後は0秒を目指すのだろうか。
これは、日本近代化百年の歩みを振り返り、これからの百年を考える旅の記録だ。
(遠藤 薫)

(2020年3月現在)

1: 《Thanks, Jim Thompson》 2018、White Line(Bangkok, Thailand)
2: 《銀座》 展示風景イメージ、2020、CG by 山形一生
3: 《第13回 shiseido art egg「重力と虹霓」》 art egg賞、2019、資生堂ギャラリー(東京)

作家について

遠藤薫 (美術・工芸作家)

1989年大阪府生まれ、ベトナム・ハノイ在住。沖縄県立芸術大学工芸専攻染織科卒業。志村ふくみ(紬織、重要無形文化財保持者)主催、アルスシムラ卒業。

世界中のボロ布を集め、修復し、使用することを繰り返すことを始め、主として“工芸”的なるものと“社会”の関わりをテーマに作品を展開する。現在、沖縄芭蕉布の織り手である福島泰宏さん30年来の夢を叶える「Musa balbisiana」プロジェクトを共同実行中。沖縄、ベトナム国境、台湾離島を始め、各国の糸芭蕉(バナナ)のルーツを探すプロジェクトを通して、彼と彼らと私たちの生を見つめ直す。

主な展覧会に「DJもしもしの幽霊について」(AIKOKOgallery、東京、2015年)、「クロニクル、クロニクル!」 (クリエイティブセンター大阪、大阪、2016〜2017年)、「VOCA展2019 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」(上野の森美術館 佳作受賞、東京、2019年)、「第13回 shiseido art egg」 (資生堂ギャラリーart egg賞受賞、2019、東京)、「OPEN SITE 2019-2020/「藪を暴く」展」(トーキョー・アーツ・アンド・スペース、東京、2020年)、「いのちの裂け目ー布が描き出す近代、青森から」 (国際芸術センター青森、青森、2020年)

アートプロジェクト