【終了】【鈴木真梧】スイート・デモクラシー

日程7月30日(金)、7月31日(土)  終了
8月6日(金)、8月7日(土) 終了
8月13日(金)、8月14日(土) 終了
時間各日13:30~15:30(約2時間)
会場アーツ千代田 3331 2階 206室(東京都千代田区外神田6-11-14 
料金参加費1000円(材料費込み)
お申し込み参加申し込みはこちら
対象:小学4~6年生(保護者同伴も可、参観無料)
定員:各回8名まで
備考●持ち物:筆記用具(鉛筆、消しゴムなど。ふだん使っているものでかまいません)
●おことわり
・緊急事態宣言などの影響により開催日時が変更になる場合があります。
・角砂糖でオブジェを制作する際にグルーガン(接着用工具)を使用しますので火傷にはご注意ください。
・記入済みの投票用紙は主催者が保管し、展示の一部として公開させていただくことがあります。
運営主催:鈴木真梧
共催:⼀般社団法⼈東京ビエンナーレ
お問い合わせopen@suzuki.so-net.jp 鈴木真梧

小学生が考える+つくる〈社会のかたち〉

子どもたちが民主主義と選挙について学ぶための教育型アートプロジェクト「スイート・デモクラシー」の展示会場で、アーティストの鈴木真梧さんといっしょに「1/2選挙権」(選挙の擬似体験をしてみよう)とアリの「蟻事堂」(角砂糖で国会議事堂をつくってみよう)の2時間のプログラムが体験できます。

社会科と図画工作、さらに理科(アリの生態観察)まで、学校の教科の枠を超えて自分なりに考える・つくる力を養う総合的な学習ワークショップです。夏休みにアートを通じて新たな発見をしたい小学生の参加をお待ちしています。

●どんなアートプロジェクトなのか
いま小学校では 10 歳になると1/2成人式が実施されていますが、小学4~6年生を対象として1/2選挙権を想定して架空の投票を行ないます。より良い社会の未来を想像して、将来に社会へ出ていくために民主主義を育み、自主性が社会を育てることをシミュレーションしてもらいたいという「小学生の、小学生による、小学生のための選挙」プロジェクトです。
「あなたが18歳になったら、私たちの社会にどのようなことをしてくれる人を代表として選びたいですか?」「もしあなたが皆んなの代表になるとしたら、私たちの社会をより良くするために何をしていきたいですか?」
など、質問に対する回答を書いてもらい、投票箱に投票してもらいます。投票で得られた子供たちから回答は、東京ビエンナー レ期間中に一般公開し閲覧できるようにします。【1/2選挙権】
また、政治の象徴としての国会議事堂、民衆の象徴としてのアリ、それらを組み合わせて立体作品をつくり展開していきます。国会議事堂のようなオブジェはアリの好きな砂糖などの嗜好物を使って制作し、それにアリが群がる様子を視覚化します。
「自分が一人だけ選挙に行っても、どうせ社会は変わらない……」という意識を改革して、皆んなが行動すれば社会は変わるということを、ビジュアル的なメッセージとしても発信していきたいと考えています。【蟻事堂】

スイート・デモクラシー(東京ビエンナーレ公式ホームページ) 
note「SWEEt DEMOCRACY」
FaceBook「スイート・デモクラシー Sweet Democracy official」

■アーティストプロフィール

鈴木真梧 (アーティスト)

マクロとミクロをテーマに作品を制作し、社会と個人の関わりを提示する作品などを展開する。「秋葉原TV」「スキマプロジェクト」などの展覧会を企画し、プロジェクトスペースKANDADAを運営していたアーティストイニシアティブ・コマンドNの初期メンバーとして、企画、運営、デザインなどを手がけ2008年まで活動。
個展「手のひらを太陽に」(KANDADA、東京、2007年)では、私たちが普段何気なく目にするモノや小さな玩具などを、集める、並べる、繋げる、重ねるなどの行為によってミニマルに作品化し、優しい社会へ向けて個人と社会のフラクタルな関係を考察した。主なグループ展に「新宿少年アート」(東京新宿全域、1994年)、「Neo Tokyo」(シドニー現代美術館、シドニー、2001年)、「新しいページを開け!アーティストイニシアティブ・コマンドN 20周年記念展」(アーツ千代田3331、東京、2017年)など。

関連プロジェクト