アートプロジェクト

スイート・デモクラシー

鈴木真梧

<公募アートプロジェクト「ソーシャルダイブ」>

9歳以上の小学生に架空の投票を行ってもらい、そう遠くない将来に社会へ出ていく子供たちが民主主義の思想を育み、主体的に社会を育てていくことをシミュレーションしてもらう「1/2選挙権」プロジェクト。「あなたが18歳になったら、社会にどのようなことをしてくれる人を代表として選びたいですか?」「もしあなたがみんなの代表になるとしたら、社会をより良くするために何をしていきたいですか?」などの質問に答えてもらい中身の見える透明な投票箱に投票してもらいます。そして投票で得られた回答は、一般公開し閲覧できるようにします。

また、角砂糖を使って国会議事堂のような建造物のモデルを作り設置し、それを蟻が食べていく様子を視覚化した「蟻事堂」という作品も展開。この作品では、みんなが行動すれば社会は変わるということを、ビジュアル的なメッセージとして発信します。本プロジェクトは、アーカイブし書籍化を予定しています。

(2020年3月現在)

1: 《スイート・デモクラシー》角砂糖の作品「蟻事堂」、2020
2:《スイート・デモクラシー》ドローイング「1/2選挙権」、2020
3: 《Budget》軍事費トップ5の国の紙幣でつくった折り鶴、2008、プロジェクトスペースKANDADA(東京)

作家について

鈴木真梧 (アーティスト)

マクロとミクロをテーマに作品を制作し、社会と個人の関わりを提示する作品などを展開する。「秋葉原TV」「スキマプロジェクト」などの展覧会を企画し、プロジェクトスペースKANDADAを運営していたアーティストイニシアティブ・コマンドNの初期メンバーとして、企画、運営、デザインなどを手がけ2008年まで活動。
個展「手のひらを太陽に」(KANDADA、東京、2007年)では、私たちが普段何気なく目にするモノや小さな玩具などを、集める、並べる、繋げる、重ねるなどの行為によってミニマルに作品化し、優しい社会へ向けて個人と社会のフラクタルな関係を考察した。主なグループ展に「新宿少年アート」(東京新宿全域、1994年)、「Neo Tokyo」(シドニー現代美術館、シドニー、2001年)、「新しいページを開け!アーティストイニシアティブ・コマンドN 20周年記念展」(アーツ千代田3331、東京、2017年)など。

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