先日、宇川直宏のAR作品第2弾となる《DOMMUNE ” THE 100 JAPANESE COMTEMPORARY ARTISTS” season 7 #054 DADAKAN AR2「殺すな2021」 》(開発:AR三兄弟)が公開となりました。これは、今年100歳を迎えた孤高の前衛芸術家=糸井 貫二(ダダカン)氏が、1967年8月、宮城県民会館における「今日の集団展」のイベントでおこなったパフォーマンス。「殺すな」というメッセージはベトナム戦争のさなかに“ベ平連”が「ワシントンポスト」紙に出した、広告のキャッチコピーであり、その文字は岡本太郎によって描かれました。糸井はそのメッセージから触発され、このパフォーマンスを行なったそうです。ARによって現代に降臨したパフォーマンス・アーティスト、ダダカンの姿は、私たちの目にどう映るのでしょうか。
本作品のリリースにあたり、宇川直宏さんの放送局DOMMUNEにてスペシャル番組を放送します。
●19:00-21:00
東京ビエンナーレ|TOKYO BIENNALE 2020/2021 Presents
DOMMUNE「THE 100 JAPANESE COMTEMPORARY ARTISTS」
season 7 #054 糸井貫二/ダダカン/100歳
宇川直宏|DADAKAN AR1「隅田川開脚三点倒立」/DADAKAN AR2「殺すな2021」インストール記念 & 糸井貫二生誕100年記念番組!
出演:都築響一、小池浩一、宇川直宏 ビデオ出演:糸井貫二(ダダカン)
●21:00-22:00
アート鑑賞とXR(世界的事例)
出演:宇川直宏、AR三兄弟
●22:00-22:30
東京ビエンナーレのARの取り組みについて
出演:宇川直宏、AR三兄弟、宮本武典(東京ビエンナーレプログラムディレクター)
●22:30-23:50
History of AR三兄弟
出演:AR三兄弟 聞き手:宇川直宏