日程 | 2020年11月28日(土) |
時間 | 10:00〜16:00 |
会場 | 海老原商店(東京都千代田区須田町2-13-5) |
料金 | 500円 |
お申し込み | 参加申し込みはこちら 対象:小学3年生~中学3年生(保護者見学可) 定員:10名 |
備考 | 持ち物:お弁当(コンビニ等で購入も可)、水筒 |
運営 | 運営・主催:「着がえる家」実行委員会 助成:千代田区まちづくりサポート 協力:海老原商店を活かす会、一般社団法人東京ビエンナーレ |
問い合わせ | 「着がえる家」実行委員会 〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 TEL:03-5816-3220(東京ビエンナーレ事務局内) FAX:03-5816-3220 |
ハサミとミシンを使って、古着を創造的に作り変える「服の造形教室」です。
服に穴をあけることでデザインをする「虫食い」や、切られて一部がなくなった服を自由な発想で再生する「トカゲのしっぽ」、普通ではない服を作る「間違えた服」などのユニークな課題によって、独創的な服作りを目指します。
このワークショップは、「東京ビエンナーレ2020/2021」参加アーティストの西尾美也によるワークショップ「ちびっこテーラー」です。
会場は、柳原通りに面する伝統的商店建築の海老原商店です。1928年築の元洋服店で、ちびっこテーラーたちが新しい服を生み出します。
「テーラー」とは?
採寸やデザイン、裁縫までを行い、服を完成させる仕事です。
なぜちびっこテーラーなのか?
装いは全人類に共通した行為ですが、「服の着方」は、その人が生まれ育った文化や時代に大きく規定されています。人は成長過程を通して、一定の服の着方を習得し、やがてそのことを疑うことさえしなくなります。そうした均質化した価値観に基づいてデザイナーや企業による新しい服作りが毎シーズン行われ、提示され続けることで、人々は次なる消費行動へと導かれます。こうした状況に対抗するために、ちびっこテーラーワークショップでは、子どもたちが古着を使って創造的な造形を行うことで、「服を着る方法の多様化」や「服を作る機会の提供」を図ります。
子どもたちを次なる消費者としてではなく、表現者として育てる
つまり、子どもたちを次なる消費者としてではなく、表現者として育てることを目的にしています。来年の東京ビエンナーレ2020/2021コア期間では、ワークショップに複数回通って一人前のちびっこテーラーになると、大人を相手にしたオーダーメイドに挑戦することになります。子どもといえども、すでに服を着ている装いの参加者です。ちびっこテーラーの存在によって、大人もまた服で遊び、学び合う機会になるでしょう。(西尾美也)
当日のワークショップの流れ
10:00 工夫して着る服「くふぅく」の試着
10:30 デザイン技法の紹介(アップリケ、パッチワーク、虫食い、間違えた服、トカゲのしっぽ)
11:00 デザインと素材選び
12:00 昼食(「服の遊び方」VTR視聴)
13:00 制作
15:30 発表・撮影
皆様の御参加をお待ちしています!