日程 | 2021年8月1日(日)〜2021年8月31日(火) |
時間 | ①リトレア ヒーリングラウンジ:9:00~19:00(月・木定休日) ②レボン快哉湯:12:00~19:00(不定休) (各施設の営業時間に準じます。営業時間は変更となる場合がございます。) |
会場 | ①リトレア ヒーリングラウンジ(東京都台東区根岸3-6-23-12) ②レボン快哉湯(東京都台東区下谷2-17-11) |
料金 | 無料(飲食代等は必要に応じて別途発生いたします) |
お申し込み | 予約不要 |
備考 | 公式サイト https://uguisu-dani.tokyo/event/chirimen/ |
運営 | 主催:鶯谷ベルエポック/RETREA Healing Lounge/レボン快哉湯 共催:一般社団法人東京ビエンナーレ 協力:西宮版画店(旧Hasegawa Publisher) |
お問い合わせ | リトレア ヒーリングラウンジ:info@retrea.jp レボン快哉湯:info@rebon.jp |
甦る、日本昔噺。「まぼろしの明治絵本」ちりめん本展覧会
ちりめん本と呼ばれる本がある。
それは、幾度も揉むことによって縮緬(ちりめん)布に似た質感を与えられた和紙「ちりめん紙」の上に、欧文と挿絵を印刷した和綴じ本の通称である。手に取り、ページをめくってみれば分かるその特殊な手触りは、平紙版の本には決してないものだ。
明治初期に日本で初めて作られた「ちりめん本」は、子供の語学教育のための『Japanese fairy tale series(日本昔噺)』を始め、日本の文化や風俗を紹介したものや暦なども出版された。
その柔らかで重厚な感触とそれらに刷られたエキゾチックな日本画の美しさは、外国人にも非常に好まれた。英語のほかフランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語などさまざまな言語に訳されたものが登場すると、国内外にわたって広く頒布された。
しかしながら、この制作技術は日本でも継承されることなく、今日では「まぼろしのちりめん本」と言われるようになっている。
今回はそのちりめん本を借り受け、リトレアヒーリングラウンジでは日本昔話シリーズのちりめん本の展示を行います。
レボン快哉湯ではちりめんを使用した当時のカレンダーや1枚刷りの絵を展示し、一部は販売も行います。