K29アートプロジェクト
異化身体表現:共通化
IKA × Susumu Namikawa
もし、人間の身体に車輪がついていたら……。テクノロジーを駆使して身体の能力や個性を拡張する研究に取り組むクリエイター集団IKA(異化身体表現)は、本展にてエクスペリエンスクリエイティブディレクターを務める並河進とタッグを組み、ARを用いた新たな身体表現の可能性に挑みます。身体の「異化」とは、より強い衝撃に耐えられるようになる(強化)、身体そのものが集音器になる(変容)、ドリフト走行が出来るようになる(発達)など。車輪構造というと非現実的に思えますが、実は平坦な道路を走る上で極めて効率的な構造。ARで実際の風景の中に身体が現れることで、体験も身体化されることでしょう。
我々は時間という概念を忘却して ”多様な身体”が持つ意味合いを再考します。仮に、かつてより、あるいは今、これより先に我々とは異なる身体を持つ我々が在るとしたら、それはこの我々が感じる代替的身体である車椅子とは異なるシニフィエを持つ身体になるのではないでしょうか。
IKA (異化身体表現)
作家について
IKA × Susumu Namikawa
身体を拡張する表現を探るIKA(異化身体表現)とクリエイティブディレクターの並河進によるユニット。
メンバー
かんばらけんた
車椅子ダンサー、サーカスパフォーマー
かんばらけんた 車椅子ダンサー、サーカスパフォーマー 車椅子の上での逆立ちなど、上半身を最大限に生かした技が特徴。 二分せきつい症という障害をもって生まれる。
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TOMC(トムシー)
Beat & Ambient producer / Curator
カナダInner Ocean Records、日本のLocal Visionsなどから作品をリリース。「アヴァランチーズ meets ブレインフィーダー」と評される先鋭的なサウンドデザインが持ち味で、近年はローファイ・ヒップホップやアンビエントに接近した制作活動を行なっている。ニューエイジやレアグルーヴへの造詣に根ざしたキュレーター/プレイリスターとしての顔も持ち、『シティ・ソウル ディスクガイド 2』『ニューエイジ・ミュージック ディスクガイド』(DU BOOKS)などへの寄稿も行なっている。
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安藤良一
プロジェクト・オーガナイザー、一般社団法人超人スポーツ協会ディレクター、Axereal株式会社代表取締役社長
2015 年度 KMD Global Innovation Design Program にて英国王立芸術大学(Royal College of Art)、英国Imperial College London、米国 Pratt Institute に留学後、2017 年慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科・修士課を卒業。AXEREAL株式会社代表取締役社長を務めるかたわら、新領域のスポーツ「超人スポーツ」の開拓を掲げる超人スポーツ協会のディレクターとしても活動している。
並河進
コピーライター、詩人、プログラマー
1973年生まれ。電通 エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター。ソーシャルデザイナー、コピーライターとしての仕事の傍ら、詩とプログラミングによる作品を発表し続ける。映像作品に、「産業廃棄物処理場ロック」、「プールサイドライフ」。展覧会に、詩展「little stones in panic forest」(山陽堂ギャラリー)、人工知能との共作による詩展「わたしAとわたしB」(Impact HUB Tokyo)などがある。「ハッピーバースデイ3.11」(飛鳥新社)他著書多数。
https://www.facebook.com/namikawasusumu
会場
所在地
東京都千代田区外神田2-16-2
アクセス
・JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅より徒歩5分
・JR京浜東北線・山手線「秋葉原」駅より徒歩7分
・東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅より徒歩5分
・東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅より徒歩5分
・東京メトロ銀座線「末広町」駅より徒歩5分
・東京メトロ日比谷線「秋葉原」駅より徒歩7分
その他
お問い合わせ
03-3254-0753
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