D09アートプロジェクト
Spirit of the Land 〈地の精神〉
西村雄輔
- エリア
- 大丸有・日本橋・京橋・銀座
- 日程
- 2021年8月7日(土)〜9月5日(日)
- 時間
- 11:00〜18:00
- 会場
- 有楽町ビル
- その他
【料金】無料
【観賞方法】
本プロジェクトは、有楽町ビル内の3箇所を巡るインスタレーションとなります。展示会場と同じビルにある有楽町インフォメーションセンター(有楽町micro FOOD&IDEA market内/11時〜18時)で作品の展示場所をご案内しています。鑑賞前にお立ち寄りください。●作品展示場所
<東階段>
ビル1階中央付近にあるエレベーターホールの奥に入口があります。
地下5階~11階までご覧いただけます。<屋上階(12階)>
エレベーター で11階まで行き、東階段で屋上階へお越しください。<屋上(ビル外より観賞)>
屋上にもインスタレーションの一部が設置されています。こちらは立ち入り不可エリアとなりますので、JR有楽町駅周辺より有楽町ビルの屋上を見上げるかたちでのご鑑賞となります。※会期が8月7日(土)~9月5日(日)に変更となりました。
※鑑賞ツアーを取りやめ無料公開とさせていただきます。
「地」そのものに触れながら、過去=現在=未来が共存する光景が感じられる瞬間をつくりだす。西村が長年継続して取り組んでいるプロジェクトです。「地との対話」とはどういうことなのか。地に触れるというのは、表面の土に触れるだけではありません。さらにその奥へ奥へと意識は伸び、マントルの対流に乗って、遥か彼方の宇宙まで繋がっています。場を通して、地と繋がり、地の声に耳を澄ませることになるでしょう。「移動」も西村にとって大事なキーワードです。人、もの、ことがA地点からB地点に移動し、その移動の最中に起こる出来事が物語として場を創造する。西村は「移動」の方法について考え、2018年から愛媛県大洲市の山に入り、このプロジェクトで必要な杉を倒し移動するという現状と向き合い、そのために必要な道の整備などを行っています。
(2020年3月現在)
1: 制作ノートより「地を顕にする」2019
2: 《yamajiorimono*works》2006-
3: 《yamajiorimono*works》2006-
作家について
西村雄輔 (アーティスト)
1976年、福岡生まれ。2001年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了。2003年より群馬県桐生市の産業遺産である旧織物工場の改修/修繕プロジェクトを手がける。Moriyoshi Reconstruction Project(2003~2004年、旧森山芳平織物工場)、現在長期に渡り進行中のYAMAJIORIMONO*WORKS(山治織物工場、2006年~)では、傷んだ木造の建物に工場主とともに実際に手を入れながら、その場所と対話し、ものが語る歴史を読み、今を生きる場をつくる行為の在り方を提示している。
会場
所在地
東京都千代田区有楽町1-10-1
アクセス
・JR京浜東北線・山手線・東京メトロ有楽町線「有楽町」駅より徒歩1分
その他
お問い合わせ
tb2020.jp/contact
(東京ビエンナーレ事務局)