K11アートプロジェクト

都市を纏う

津村耕佑

エリア
神田・湯島・上野・蔵前
日程
2021年8月5日(木)〜8月17日(火)
時間
10:00〜20:00(最終日は16:00まで)
会場
松坂屋上野店 本館7階 美術画廊
その他

【料金】無料

「衣服を使ったサバイバル」という発想でデザインされた衣服ブランドFINAL HOME等、洋服に留まらないファッションの概念を提示するファッションデザイナーの津村耕佑。

地域を着る。繋げる。

「どんなファッションになるのか材料を提供するワクワク、予期せぬ材料をファッションにするワクワク、地域に根差したファッションショーのワクワク」
津村は対象地域のリサーチを重ね、ファスナーや組紐、和紙や扇子等の材料を現在集めています。今後は、“着る”という視点のもと創作を行い、その地域で展示およびファッションショーを行う予定です。プロと混ざるかたちで地元からモデルを起用し、ファッションショーを地域の人々と一緒に作り上げ、非日常の祝祭空間を作り上げる予定です。

協賛:(株)伊勢半本店、(株)宮本卯之助商店、有職組紐道明、(株)カインドウェア、箸勝本店、(株)小山弓具、(株)岡田屋布施、YKK株式会社、川上産業株式会社、(有)浜田銃砲店、クラレクラフレックス株式会社、おりがみ会館、カナヤブラシ産業、(株)池之端藤井、はきもの匠 神田胡蝶
協力:株式会社大丸松坂屋百貨店、学校法人武蔵野美術大学、株式会社良品計画

■映像展示
アートディレクション・衣装デザイン:津村耕佑
地域材料提供依頼:徳原彩音
ダンスパフォーミング:日菜詩
動画撮影・編集:大田 晃

■ファッションショー
クリエーター:津村 耕佑 / 熊田 明日香 / VANEMI / 林 陸也 / 宮入 あかね
ショー演出:谷岡 万城男(BON CO., LTD.)
ビジュアルアートワーク&デザイン:鈴木 シゲル(THE ME)
小鼓奏者:福原千鶴
スチール記録写真:平田真裕子
映像記録・編集:大田 晃
ヘアー:KOICHI NISHIMURA (VOW-VOW) / 田中虹成 / 浅野知里
メイク:原 裕衣子 / 神田愛子 / 高橋沙来

(2021年7月現在)

1: 《プチプチタングルで神社の柱をカバー》2017、祠と精霊(千葉県いすみ市)
2: 《プチプチパズルドレス》2018、WHY TOKYO BIENNALE?東京ビエンナーレ2020構想展(東京)
3: 《HOME1》1994-2013、FINAL HOME

https://www.facebook.com/都市を纏う-Wear-a-city-2402355989820419

活動レポート

[制作] 提供資材の開梱と配布(2020年8月4日)
東京ビエンナーレ開催エリアに所在する14社の企業から提供された、商品や端材、廃盤品などを開梱。ウェアラブル(着用可能)な作品の制作開始に向けて、クリエーターへ素材として配布をした。

左:お茶の水おりがみ会館より提供、右:YKK株式会社より提供

[ファッションショー] 2021年8月15日(日)
松坂屋上野店 本館7階 美術画廊をスタート。学問の道を通り、湯島天満宮へと行進した。不忍池辯天堂の並木道、辯天堂と進み、清水観音堂で全モデルが一堂に会した。その様子は圧巻で、地元の地域産品を巧みに活かしたブリコラージュ衣装が都市の記憶と精霊を呼び覚ます令和時代の堂々たる都市の百鬼夜行プロジェクトとなった。
あいにくの雨模様の中、多くの方にご鑑賞いただき誠にありがとうございました。

作家について

津村耕佑 (ファッションデザイナー)

武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授。文化服装学院非常勤講師。1982年「第 52 回装苑賞」受賞後、三宅デザイン事務所に所属し、主にパリコレクションに関わるデザインを担当。1994年、ファションブランド「KOSUKE TSUMURA」「FINAL HOME」を立ち上げ、 同年に「第12 回毎日ファッション大賞新人賞」「資生堂奨励賞」を受賞。その他受賞歴・出展歴多数。
https://www.kosuketsumura.com/

会場

所在地

東京都台東区上野3-29-5-7F

アクセス

・東京メトロ銀座線 「上野広小路」駅 直結
・都営大江戸線「上野御徒町」駅より徒歩1分(銀座線 上野広小路駅へ連絡)
・JR京浜東北線・山手線「御徒町」駅より徒歩2分
・東京メトロ日比谷線 「仲御徒町」駅より徒歩3分
・京成電鉄「京成上野」駅より徒歩7分

その他

matsuzakaya.co.jp