東京ビエンナーレの特徴の他、チケット販売について、新しい体験「+EX体験」など、2021年7月に開催される「東京ビエンナーレ2020/2021」の最新情報をお知らせいたします。
東京ビエンナーレの5つの特徴
①2020年の延期を乗り越え開催する芸術祭
当初2020年夏に開催する予定でしたが新型コロナウィルス感染症の蔓延を受けて、昨年5月に開催延期を決定しました。2021年の7月〜9月をコア期間とし、その開催までの期間をプレ期間と設定。アートプロジェクトを継続的に実施しながら、マイクロファンドやSNSなども活用し、市民との関わりを一層深めるとともにコロナ禍での対策を行い、新常態の国際芸術祭として延期を乗り越え、2021年夏に開催いたします。
②市⺠主導のボトムアップ型芸術祭
東京ビエンナーレは、アートのための国際催事ではなく、まちに宿る文化資源を丁寧に感じ取り、その可能性を引き出し、「私」から「私たち」 へ意識や創造的な活動を広げるフレームでもあります。様々なアプローチをすることによって、アーティストだけではない多様な人々が関わり合う国際芸術祭を作り上げます。
③江戸期からの基層文化を色濃く残す東京北東エリアを会場にエキサイティングな体験ができる芸術祭
近代国家の首都でありながら、江戸期から連綿と続く基層文化を残す東京都心北東エリア。このエリアを中心に、その変化に富んだ地形、庶民的な街並み、歴史的建造物、近代的都市空間などにアートプロジェクトを仕掛けます。実空間とデジタル空間の作品群を、来場者は移動しながら縫うように廻り鑑賞していきます。
④アーツプロジェクト、ソーシャルダイブ、ソーシャルプロジェクトの3つのプロジェクトで構成する共創型の国際芸術祭
アート、建築、デザイン、ファッション、テクノロジーなどさまざまな領域からクロスジャンルなコンテンツを提示するアーツプロジェクト。東京にダイブし社会と深く交わることをミッションに、公募によって国内外合わせて1500組以上の応募から選ばれたアーティストの展示やプロジェクトを実施するソーシャルダイブ。そして、東京ビエンナーレを通じてアートを介入させながら継続的にコミュニティと関わり、人を育む育成プログラムとしても機能するソーシャルプロジェクト。これらが様々にクロスし、共創した芸術祭を創造します。
⑤最新デジタル技術を取り入れて新しいまち体験を創造する芸術祭
携帯電話を片手に、想像力を掻き立てるXR技術を活用したAR作品や、ストーリーテラーによるまちの物語をめぐり、地域の人との出会いなど、まちの新しい楽しみを提供する芸術祭。
他、エリアのご紹介、最新参加アーティストの情報をプレスリリースに掲載。
Press Release
2021.4.30 東京ビエンナーレ2020/2021 記者発表(PDF) 東京ビエンナーレ2020/2021 記者発表(Youtube)