ソーシャルプロジェクト

アートライティングスクール

批評/編集/広報に通底する文字系の職人を育成するプロジェクト。他のプロジェクトに取材を繰り返し、言葉を紡ぎ、文字を組み立てることで、「東京ビエンナーレ2020」についての言説空間をできるだけ豊かに拡充することを目的とします。第一線で活躍する批評家や編集者、プレスをゲストに招き、その経験やノウハウを学ぶとともに、受講生が書いた原稿をプロジェクトディレクターの福住廉が直接添削して指導します。そうして文章の技術を練り上げながら、インタビュー、記事の編集、メディアの発行まで、実践的に身につけていきます。

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展覧会であれ芸術祭であれアートプロジェクトであれ、言葉と文字は絶対に必要です。企画書を書かなければそれらを立ち上げることはできませんし、プレスリリースがなければそれらを宣伝することもできません。批評やレビューがなければそれらの客観的な評価を得ることも難しくなるでしょう。アートの現場にとって言葉と文字は不可欠なスキルなのです。
しかし、大学でアート・マネジメントを学ぶ講座が開かれている一方で、言葉や文字を鍛える専門的な講座はほとんどありません。一時的に体験できるイベントもなくはないのですが、持続的に習得できる機会は少ない。とうぜん、言葉と文字を駆使できる批評家や編集者、プレスの人材も乏しいのが現状です。
そこで、アートにまつわる言葉を編み、文字を綴ることを専門的に学ぶことができる学校をはじめます。「東京ビエンナーレ2020」の開催に先駆けて、言葉と文字の基本を学び、第一線で活躍する批評家や編集者、プレスによるレクチャーを受けるとともに、受講生が自ら制作するメディアをとおして「東京ビエンナーレ2020」をめぐる言説空間を豊かに拡充していきます。目指すのは、アートであれ建築であれデザインであれファッションであれ、どんな現場でも活躍できる、言葉や文字の職人です。

プロジェクトディレクター 福住廉

プログラム

福住廉によるレクチャー、文字にまつわる様々な領域の専門家による特別講義、東京ビエンナーレ2020を舞台にした現場演習など、理論から実践まで学ぶことができる盛りだくさんの内容です。

(2020年3月現在)

プロジェクトディレクター

福住廉 (美術評論家)

1975年生まれ。著書に『今日の限界芸術』(BankART 1929)、共著に『佐々木耕成展図録』(アーツ千代田 3331)。「共同通信」で毎月展評を連載中。

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