アートプロジェクト

美しい国 そこつ広場

伊藤ガビン

体験型雑誌『モダンファート』の第2号。伊藤は編集者という職能を生かし、様々なクリエイターとともに、“体験型”の雑誌を制作。本展では「広場」という形でパブリッシュされます。特集テーマは『美しい国 そこつ広場』。伊藤は江戸期の温泉文化について徹底的にリサーチを重ね、現在『美しい国』と言われている勤勉で時間厳守といった日本人のイメージは、明治〜戦前までのぼんやりとした記憶を言い換えたレトリックなのでは? そんな疑問を抱きながら、『モダンファート』が考える本当に『美しい国』の姿を提示します。「そこつ広場」には、フード・デザイナー中山晴奈が構成を手掛ける、本当の江戸の町民の暮らしぶりを参照した現代の屋台村が出現したり、タイの水掛け祭りや様々な水遊びを考えた「水遊び装置」が出現。みんなでずぶ濡れになって、日常の枠をだらしなく跳び越えましょう。

(2020年3月現在)

1: 《美しい国 そこつ広場》2019、東京ビエンナーレ2020 計画展
2: 《セルフポートレイト1972-82》1992、Anomaly展(椹木野衣キュレーション)レントゲン藝術研究所
3: 《モダンファート創刊号 特集 没入感とアート あるいはプロジェクションマッピングへの異常な愛情》2019、あいちトリエンナーレ、Photo by 後藤武浩

作家について

伊藤ガビン (編集者)

1963年生まれ。大学在学中からアスキーのパソコンホビー誌「ログイン」編集部で働き始める。 1993年にボストーク株式会社を設立。書籍の執筆編集、ゲーム開発、美術展のプロデュース、美術作家など多岐に渡り活躍。先端映像情報サイト「NEWREEL」(https://newreel.jp/)編集長。女子美術大学短期大学部教授。

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