アートプロジェクト

カセトラ学校プロジェクト

MMIX Lab(媒体融合Lab)

<公募アートプロジェクト「ソーシャルダイブ」>

「コトのアート」として防災減災の意識を高め、「一つの命を救う」プロジェクト。

2011年の東日本大震災で実際に建設された、木造仮設住宅の部材を利活用しカスタマイズした「カセトラ」(仮設住宅付き軽トラック:東京や東北でも実際に宿泊ができる) で、首都直下地震などで被害が心配される東京都内の学校などへ出張し、大震災を伝える「 3.11 メモリアルプロジェクト」(津波でねじ曲がった震災遺物に触ってみる体験)やパルコキノシタ作画による「震災紙芝居」、開発好明や門脇篤をはじめとする MMIX  Labメンバーによる参加型のワークショップや映像上映などを行います。

学びの場であると同時に、災害時は緊急の避難所になる場合もある学校を会場に、アートな防災減災ワークショップなどを諸団体とも連携協働で行ったり、 緊急時の体験としてカセトラ体験やソーラーや焚き火発電などで携帯充電サービスなどをモバイル(お出かけ)展開します。

(2020年3月現在)

1: 《カセトラ学校プロジェクト》 カセトラ(仮設住宅付軽トラック) Kase-truck 2020(イメージ)
2: 《コトのアート研究所》 Arts And Act<KOTOART Lab>、2019、宮城石巻
3: 《TATSUKO★88》 88歳の新星ラッパー「俺の人生(HIP-HOP ver.)」、2016、仙台

作家について

MMIX Lab(媒体融合Lab)

MMIX Lab(MediaMIX Lab:ミミックス ラボ:媒体融合Lab)は既成の芸術の枠組みにとらわれず、各種メディアを融合させ、アートと地域文化を結ぶ創造的な芸術活動を行っている。mmix.org
美術作品は「モノのアート」だけでなく「コトのアート」(行為としてのアート)がある。社会の諸課題をアートという創造的な手法でコミットするソーシャルアート(社会芸術)。最近は「コトのアート」として個人やグループの諸課題も含め幅広く展開している。
代表 村上タカシ

メンバー

村上 タカシ むらかみ たかし
美術家

熊本生まれ。1986年より畳やお米を使った作品など美術家として東京で活動を開始。十和田市現代美術館、水戸芸術館、3331 Arts Chiyoda、光州デザインビエンナーレなど国内外の展覧会やアートプロジェクトに参加。また、東京杉並区で1994・96年のIZUMIWAKU project「学校美術館構想」展や「ヨーゼフ・ボイスと10年」、2003年より仙台でT.ORG「観光とアート」展や2010年より「アート・インクルージョン」など数々の学校やまちを使ったアートプロジェクトを企画協働実施。最近は「コトのアート」として芸術普及や文化・教育政策をテーマに文化施設等でレクチャーやアクションなども行う。
2011年東日本大震災以降は「3.11メモリアルプロジェクト」や「桜3.11_学校プロジェクト」、社会観光(震災ダークツーリズム)の拠点として石巻に「コトのアート研究所」などを展開。

パルコキノシタ ぱるこきのした
現代美術家

1965年、徳島県生まれ。1989年、小学校の教員をしていた頃、「日本グラフィック展」パルコ賞受賞をきっかけに、このような呼び名になる。90年代、中高の美術教師を経てイラストレーターに転向、『月刊漫画ガロ』で漫画家デビュー。子供向けワークショップやパフォーマンスを行い広場を中心に活動をしていたという由来で別名「公園の木の下」とも呼ばれる。現代美術グループ「昭和40年会」のメンバーになって以降、活動が海外へ。アジアや欧州での展覧会多数。単独でのゲリラパフォーマンスで国際展に強引に参加する。2003年、仙台市の商店街で開催された「観光とアート」展に参加した時に仙台四郎に間違えられて以降、宮城県では仙台四郎に扮して活動することが多い。2011年、震災以降は被災地や仮設住宅でのアートを生かしたコミュニティ作りに奔走し、復興支援活動を現在も継続している。2017年、石巻市での現代アートの祭典「リボーンアートフェスティバル」をきっかけに宮城県に移住。専門は絵画だが、牡鹿半島を拠点に木彫を始める。スマトラ沖地震最大の被災地バンダ・アチェでもアート支援活動を始めている。

開発 好明 かいはつ よしあき
美術家

観客参加型の美術作品を中心に、2002年にPS1 MOMA「Dia del Mar/By the Sea」、2004年にヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展、2006年に妻有トリエンナーレ「越後妻有大地の芸術祭2006」に出品。
2016年市原湖畔美術館にて個展「中2病展」を行う。2019年東京都現代美術館「あそびのじかん展」では30棹の洋服ダンスを壁のように組み上げボルダリングが行えるインスタレーションを製作。
毎年3月9日開催されている「サンキューアートの日」の企画者としても知られる。

門脇 篤 かどわき あつし
現代アーティスト

1969年仙台市生まれ。東京外国語大学アラビア語学科卒。鉄鋼会社に就職後、2年弱で退社し、写実的な平面作品を制作発表していたが、2003年、仙台の商店街で行われたアートプロジェクト「観光とアート展」に参加したことがきっかけで、さまざまなメディアを使い、「誰かと何かを行う」プロジェクト型のアート活動を各地で展開するようになる。東日本大震災後は、仮設住宅・復興住宅での「おしるこカフェ」やアートを仕事にする福祉サービス事業所「アート・インクルージョン ファクトリー」、スマトラ沖地震の被災地インドネシア・アチェと東北を結ぶ「アチェ=ジャパン・コミュニティアート・プロジェクト」などの企画・運営を行っている。

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