K08アートプロジェクト
球体9『機会 OPPORTUNITIES』
立花文穂
- エリア
- 神田・湯島・上野・蔵前
- 日程
- 2021年8月1日(日)~9月5日(日)
- 時間
- 水〜日 11:00-18:00は「ガラス越し鑑賞」
金土日 17:00-19:00 「インスタレーション公開」(予約制)※8/6(水)は公開なし - 会場
- 総武線御茶ノ水~秋葉原駅間旅籠町橋高架下
- その他
【料金】無料
【定員】各回5 名まで、30 分毎の入れ替え制
ご予約はこちらから
※水~日の11:00~18:00 はガラス越しに鑑賞が可能です
※8月6日(金)はインスタレーションの公開は致しません。
本や文字、書、紙などにまつわる作品をつくり続けている立花文穂。製本業を営む家に生まれた立花は、古い紙や印刷物を用いて作品制作することで知られています。国内外での作家活動と並行して、自ら責任編集、デザインを手掛けるヴィジュアルマガジン『球体』を発行しています。
東京ビエンナーレで立花は、総武線の御茶ノ水駅~秋葉原駅高架下に活版印刷機を運び込み、『球体』最新号となる9号を現地制作します。電気街の喧騒から離れた廃墟的空間に活版印刷の機械音が響き、インクをのせて刷り出されていく紙片によって、立花が2007年より追求する「球体」の最新ビジョンが徐々に形づくられていきます。会期の経過とともに変化していくプロジェクトです。
音、振動、匂い、体感するインスタレーション
本展では、立花文穂 [feat. 太陽バンド]によるインスタレーションを発表いたします。立花自らが印刷機を操作し、高架下の電車が通り過ぎる音と印刷機の稼働する音をミックスし、大型スピーカーから出力される空間を体感していただきます。期間中には、インスタレーションの音に呼応する太陽バンドのギター演奏や鍵盤プレーヤーによるコラボレーションもサプライズで実施予定です。その場に遭遇した人と共に、その場限りの時間が流れインスタレーションを形作ります。この機会をお見逃しなく。
(2021年8月現在)
1: 《球体9『機会 OPPORTUNITIES』》2021
2: 《球体9『機会 OPPORTUNITIES』》2021
3: 《球体9『機会 OPPORTUNITIES』》2021
作家について
立花文穂 (アーティスト)
1968年、広島生まれ。文字・紙・本を素材、テーマに作品制作し、1995年、佐賀町エキジビット・スペース(東京)で、個展「MADE IN U.S.A.」をはじめ、2011年、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京)での「デザイン 立花文穂」展など国内外で展覧会を行う。2007年より責任編集とデザインを自ら行う雑誌『球体』をはじめる。現在、8号まで刊行。『クララ洋裁研究所』(2000年)、『カタコト』(2014年)、『書体/shape of my shadow』(2018年)など数多くのアーティストブックを制作。著書に『かたちのみかた』(誠文堂新光社)、作品集に『立花文穂作品集 Leaves』(誠文堂新光社)がある。東京在住。
会場
所在地
千代田区外神田1-4-3
アクセス
・都営地下鉄新宿線「小川町」駅より徒歩6分
・東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅より徒歩6分
・東京メトロ銀座線「末広町」駅より徒歩6分
・JR京浜東北線・山手線「秋葉原」駅より徒歩4分
・JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」より徒歩7分
お問い合わせ
tb2020.jp/contact
(東京ビエンナーレ事務局)