アートプロジェクト

「Marginal わたしたちの声が聞こえる」

髙畑早苗 & Creative Kids Club人形町

<公募アートプロジェクト「ソーシャルダイブ」>

いのちを守るアクションとして展開する二つのプロジェクト。ひとつは、丸の内「行幸地下ギャラリー」(仮)に、すべての人々が声を出せる場をつくります。1991年から現在まで、髙畑早苗 が世界各地に住む5歳から95歳の人々にインタビューをし制作した肖像画と、インタビュー記録を展示。また、多様な社会で生きる現代の人たちから寄せられたメッセージも加えて展示します。「様々な状況を生きる人達の肖像画と、彼らの人生から紡ぎ出された言葉に触れることで、この通りを通るたくさんの人々の明日を生きるためのヒントとなることを願う」(高畑早苗)。また、220メートルの地下通路は「哲学の道」になり、自分を見つめる貴重な時間となるでしょう。

二つめは、「人形町かけこみ場2020  MARGINALAND」。Creative Kids Club の創作ベースである人形町で、「いのちをつなぐ講座」として、アートワークショップ、ゆるまる体操、漢方養生講座などを企画し実施します。開催場所は随時、髙畑早苗のホームページ(www.sanaetakahata.jp)で告知します。

(2020年3月現在)

1: 《Marginal わたしたちの声が聞こえる》 プロジェクト完成イメージ、2019年、写真&構想:高畑早苗、グラフィックデザイン制作:大熊ゆり子、浜田夏実
2: 《Intimate Reflections 1991-1995生まれ出た自画像たち》 1995、佐賀町エキジビット・スペース(東京)、Photo by 林雅之
3: 《創生 ー私の誕生》 Creation: My Birth」 1991-1993

プロジェクトグループ

髙畑早苗 & Creative Kids Club人形町

2001年から髙畑早苗 が主宰してきたワークショップ「Creative Kids Club 」の元メンバーたち(現在高校生と大学生)と、年代、職業、性別、国籍が異なる各地に住む友人達で構成される。プロジェクトのタイトルの「Marginal」とは「境界にあるさま」という意味で、私たち一人ひとりのアイデンティティを表しています。チーム名の Creative Kid とは「創造する子ども」という意味ですが、耐え難い苦しみやトラウマから人が回復するときに出現すると言われる、私たち一人ひとりの心の中にいる「創造する子ども」という意味も含んでます。
メンバー:岩淵有里、Kenneth T. Morinaka、高田絵里、浜田夏実、内藤玲子、神野友紀、大熊ゆり子、松本貴子、伊藤尚子、王平、井上都、岡田佳乃、藤田桐也、奥田茉由、江口直子、奥田華子、二階堂和子、本郷知亜紀、Samues Leung、Lisa Anthony、 Alicia Crow、Paik Nak-Sun、Dobrawa Bies、Sirus Fischbacher

髙畑 早苗 たかはた さなえ
アーティスト

前橋市生まれ。1977年、高校卒業後アルバイトで貯めた資金で渡仏。18歳でパリの画廊でデビュー。80年代をアメリカで過ごし女友達や自分をモデルに油絵、襖絵、テラコッタなどで多くの女性像を制作し国内外で発表。20代後半から神経症の症状に苦しみ、描くことは生き続けるための自己探求と自己救済の場となる。世界各地に住む友人たちを訪ね、インタビューを重ねながら描いた肖像画シリーズ「Intimate Reflections 1991-1995 生まれ出た自画像たち」を佐賀町エキジビット・スペース(1995年)で発表後、自分の枠を大幅にはみ出し生き始める。2001年から子供たちが自由に表現できる場「Creative Kids Club」を主宰。肖像画制作は現在も継続中。「WEAR ME 転変無常」京都法然院(2006年)、日本美術技術博物館 manggha クラコフ (2012年)、「Metamorphosis」mur nomade 香港2014年、「妄想中世」 佐賀町アーカイブ(2015年)、「いのちをまもれ」H.P FRANCE Window Gallery(丸の内2016年〜2019年)、共著:『あ・な・た・た・ちー自我からの癒し』文:上野千鶴子、絵:髙畑早苗(NHK出版/1995年)

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