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学環創出プロジェクト

学環創出プロジェクトでは、複数の大学間の垣根を超えて、学生同士のネットワークを活かした、新しい学びのプラットフォームの形成を目指し、社会とアートを結びつける「理論」や「技法」を実践的に学び、探求する場をつくります。
これまでアートとは無縁だった学生こそ大歓迎です。今や、アートの専門家たちだけで、アートの価値を社会に届けようとする時代ではありません。多種多様な人々が、それぞれの経験値や価値観を持って、アートを介して社会に携わることで、未来の可能性がより重層的で多様になり、豊かになってゆくのです。
新しいアイディアとは「既にあるアイディアの新しい組み合わせ」である(ジェームス・ヤング)と言うように、人と人、人と作品、人と社会をつなぐ挑戦に是非取り組んで欲しいと思っています。

実施内容

学環創出プロジェクト
「創造的市民活動をつくる研究会」

概要

東京ビエンナーレ2020/2021では、「創造的市民活動をつくる研究会」のメンバーを募集します。東京都心北東エリアにあたる千代田区・中央区・文京区・台東区の4エリアを中心に、地域の様々な文化的活動と連動しながら、都市の中で市民が創造的な活動を展開してゆくための調査研究や実践的活動に取り組みたい研究室や個人を対象とします。

研究会が目指すもの

・東京ビエンナーレ2020/2021と連携し、歴史、産業、コミュニティなど、様々な社会的資源と人々を創造的に結びつけることで、多種多様な学問領域を横断した研究と教育の場を広く地域に開くことを目指します。
・今日ある社会課題への提案や、多様性を認め合える共生社会に向けた実践的活動を展開することを目的とします。
・研究会構成に於いては異なった専門領域の大学研究室の教員や学生、個人等によるネットワークを形成し、共創的関係の構築を目指します。

<活動内容>

◯定例プログラム
・研究事例共有会の開催(各自の研究事例を共有する会を開催)
・フォーラムの開催(成果や今後の課題等を広く共有するためのフォーラムを開催する)
・ゼミ交流会(大学間の垣根を超えて各教員のゼミ生を対象に交流の場を設ける)

◯研究会メンバーで立ち上げ行きたいこと
・東京をフィールドに活動、勉強しているゼミや学生間で分野を超えた交流
・各自の研究テーマ、学問を「東京」「アート」「まちづくり」といったテーマで捉え直す
・さらにそこでの議論から、新しい協働プロジェクトを立ち上げる
・普段の大学では出会えない横断的な分野、アーティストとの協働、議論への参加
など、東京ビエンナーレを媒介に活動の可能性を広げて行きましょう。

<活動拠点>

アーツ千代田 3331

<研究会発起メンバー>

佐藤慎也(日本大学理工学部建築学科教授)

専門は、芸術文化施設の建築計画、設計。アートプロジェクトの構造設計、ツアー型作品の制作協力、まちなか演劇作品のドラマトゥルクなど、建築にとどまらず、美術、演劇作品制作にも参加。「アーツ千代田3331」改修設計(2010)、『アトレウス家シリーズ』(2010-)、『境界を越えて〜アジアシリーズのこれまでとこれから〜』会場構成・演出(2018、フェスティバル/トーキョー)など。

photo by 川瀬一絵

髙木紀久子(東京大学 大学院総合文化研究科 特任助教・芸術創造連携研究機構 運営委員)

専門は認知科学、芸術心理学。特に芸術家の創作プロセスと芸術創作の教育支援について、思考と身体の双方のアプローチから実践的な研究に従事。
教育機関、美術館などで諸感覚を横断する表現ワークショップ主宰。

中島伸(東京都市大学准教授、博士(工学)、都市デザイナー)

専門は、都市デザイン、都市計画史、公民学連携のまちづくり論。神田警察通り沿道整備協議会まちづくり部会長、東京文化資源会議トーキョートラムタウン構想座長、神田まちづくり懇談会幹事など多様な主体が連携する東京都心部のまちづくりの現場に多く関わる。

廣江彰( 東京家政学院大学学長、立教大学名誉教授)

新宿育ちの縁か、歌舞伎町商店街振興組合との協働活動をゼミナール学生と行った他、新宿区産業振興会議会長、歌舞伎町ルネッサンス協議会委員などを務めた。また、東京都、神奈川県の震災関連、豊島区のまちづくり、山形県遊佐市のブランド推進、京都商工会議所の事業評価など各委員を歴任、現在は長野県飯田市の「地域人教育」に参画。

研究会代表:中村政人(東京ビエンナーレ2020/2021 ディレクター/東京藝術大学美術学部 教授)

「アート×コミュニティ×産業」の新たな繋がりを生み出すアートプロジェクトを進める社会派アーティスト。多くの表現活動から東京の文化芸術資源を開拓する「東京ビエンナーレ」を2020年夏から展開することに挑戦している。

幹事伊藤達矢(東京ビエンナーレ2020/2021 学環創出プロジェクトディレクター/東京藝術大学美術学部 特任准教授)

とびらプロジェクト/Museum Start あいうえのプロジェクト・マネージャ。東京藝術大学大学院博士課程美術教育修了。博士号取得。専門は美術教育。アートプロジェクトのディレクションなど、多様な文化プログラムの企画立案に携わる。

(2020年8月現在)

プロジェクトディレクター

伊藤達矢 (東京藝術大学特任准教授)

1975年、福島生まれ。とびらプロジェクト/Museum Start あいうえのプロジェクト・マネージャ。東京藝術大学大学院博士課程美術教育修了。博士号取得。専門は美術教育。アートプロジェクトのディレクションなど、多様な文化プログラムの企画立案に携わる。共著に『TOKYO1/4 が提案する東京文化資源区の歩き方』(勉誠出版)、『ミュージアムが社会を変える〜文化による新しいコミュニティ創り』(現代企画室)等。

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