アートプロジェクト

静かなる内

ロジリス・ガリド

<Tokyo Biennale 2020 SOCIAL DIVE Artist-in-Residence Projects>

「孤独死」をテーマにしたパフォーマンスプロジェクトです。孤独死を数値化された死ではなく、個人的な物語として注目し、この現象に関連する取り組みや事実に光を当てます。「孤独死」が実際に起きた場所、あるいはそれらを扱う取組みが始められた場所の近くで、まち中の思いがけない箇所で、何かにぶら下がるパフォーマンスを実施します。街頭パフォーマンスを通じて、コミュニケーション手段としての肉体および出会いの空間としての都市について考察します。この行為の意図は、閉ざされた空間で起こった事実を外の世界に表すことにあります。このパフォーマンスプロジェクトは地元アーティストとの協働により行われ、期間中には記録映像を展示します。

(2020年3月現在)

1-3: 《Inciting public disturbance》パウラ・ファラーコとの共同写真プロジェクト、2018年、ベルリン、Courtesy of the artists

作家について

ロジリス・ガリド (アーティスト)

リオデジャネイロ出身、ベルリン在住。リオデジャネイロの国立サーカス学校で空中アクロバットを専門とするサーカス・アーティストとして教育を受ける。パフォーマーとして、「シルク・ドゥ・ソレイユ」(1997年~2001年)、「フィリップ・ドゥクフレ・カンパニー」(2003年)、「Öff Öff Aerial Dance Company」(2008年~2009年)などでの経験を持つ。エアリアルダンスの振付のほか、スペクタクルダンスやパフォーマンスダンスの演出も行う。老化現象に焦点を当てた初のソロ作品「Time and (in) Movement」はサンパウロの「Sesc International Circus Festival」(2017年)で初演されたのち、ベルリンの「Pfefferberg Theater」(2018年)で上演された。最近では写真家パウラ・ファラーコとの共同による写真プロジェクト「Inciting public disturbance」(2018年)を考案し、マールブルグ(ドイツ)で開催された「Flausen – young artists in residence」(2019年)に参加。彼女の作品は、現代美術からの引用や視聴覚実験を含めながら、サーカス、ダンス、演劇の間の相互作用を探る。

Photo by Paula Faraco

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