アートプロジェクト

玉川上水46億年を歩く

リー智子

玉川上水とは、1653年に玉川兄弟によって造られた上水のこと。西は羽村の取水堰から武蔵野台地を横断し、四谷の大木戸まで続き、江戸の町へ飲料水を運んでいました。現在は、一部が高速道路建設等のため埋め立てられてしまいましたが、当時反対運動が起き、上流は現在でも水路が残っており地域の人々に愛されています。

本プロジェクトは、羽村から皇居まで46kmの玉川上水とその軌跡を歩き、地球46億年の歴史になぞらえ、1km1億年を想像する試みです。遥か昔の東京の姿に思いを馳せ、そこにあった自然にはどんな木々が生え、鳥がさえずり、動物たちが行き来していたのか想像すると、今までとは違う東京の姿が見えてくるはずです。玉川上水を実際に歩くだけでなく、玉川上水沿いに棲息する、今のいきものと昔のいきものを描くワークショップや、玉川上水46億年の展覧会、シンポジウムなどを行う予定です。

協力:ちむくい、地球永住計画

(2021年2月現在)

1: 玉川上水の様子、Photo by 加藤嘉六
2: 《玉川上水46億年を歩く》ルートマップ
3: 1月に開催されたプレウォークの様子

https://tamagawajosui46.jimdosite.com/
https://www.facebook.com/chimukui/

活動レポート

[イベント] 玉川上水46億年を歩く ショートウォーク(2020年10月18日〜12月12日/全5回)
玉川上水のスタート地点から皇居までを1日で歩くイベントに先駆け、全長46kmを5回に分けて歩くショートウォークを開催。専門家による地球史と玉川上水の歴史の解説を交えながら歩きました。

[東京ビエンナーレnote記事] INTERVIEW: リー智子

作家について

リー智子 (アーティスト)

武蔵野美術大学彫刻科卒業 。豊かすぎる日本を飛び出し、インドの電気、水道、ガスのない村で、人が生きるうえで本当に大切なものは何か、という事をさぐる。国内外多くの彫刻シンポジウムに参加。環境系映画上映会、講演会、シンポジウム、こどもアートワークショップなど、様々な企画運営に挑戦している。

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