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日時 | 2021年10月30日(土) 11:00〜17:00 ※パフォーマンス鑑賞は16:30より |
会場 | 【前半:卵の殻に絵を描くワークショップ】 SAAI Wonder Working Community(千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル10階) 【後半:卵から生まれるワークショップ】 新東京ビル1階(千代田区丸の内3-3-1) |
料金 | 1,500円 ※パフォーマンスの鑑賞は無料 |
対象 | 小学校高学年以上〜大人は何歳でも 卵の中に入ることに抵抗のない方 |
定員 | 8名 |
お申し込み | お申し込み |
お問い合わせ | 一般社団法人東京ビエンナーレ TEL:03-5816-3220 info(at)tokyobiennale.jp |
ワークショップ&パフォーマンス《PURE LIFE》参加者募集
→ ワークショップ枠は満席となりました。引き続き、当日のパフォーマンスの鑑賞者は募集しています。鑑賞については本ページ下部を参照。(10月26日追記)
2010年に発表したパフォーマンス《egg shape》をもとに、「卵の殻」の中に入って、そこから生まれる体験をするワークショップとして再構築した企画です。「卵の殻を破って出てくるというということは、孤独から解放され世界を知る」ということをコンセプトに、外の世界に出ていく開放感と発起する力を体験することを目的としています。「卵の殻の外の世界はどうなっているのか?」 卵の殻を破るとき、自分が見ていたこの世界を「卵という小さな星」から俯瞰して見ることとで、世界が違って見えるでしょう。
■コンセプト
「生まれ変わる」
“we came crying hither”(『リア王』)−人間は泣きながら生まれてくるー
シェークスピアの『リア王』のこのセリフは、このさまざまな問題があるこの世界に生まれてしまう悲しみから、私たちは泣いて生まれてくると解釈されることがある。
その皮肉な解釈も否定できない現状がある。それでも、もし、もう一度、この世界に生まれることができるなら違うかもしれない。もしできたなら、私たちはこの世界を肯定し、この世界を笑顔で迎えられないだろうか。
もう一度、生まれてみよう、この世界に。
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「卵の殻」の中に入って、そこから生まれるという内容のワークショップです。前半、後半の2部構成で、1日ワークショップを行います。
【前半:卵の殻に絵を描くワークショップ】
人が入れる大きさの卵の殻(発泡スチロール製)の表面に絵を描きます。自分の苦手なもの、自分が破りたい自分の中の壁、自分の嫌いなもの、そんなことを想像しながら想い想いの絵を描きます。※事前にテレビ会議などで栗原からワークショップの流れやイベント趣旨をあらためて説明し、描くものなどを一緒に考えます(お申し込み後に日程を調整)
【後半:卵から生まれるワークショップ】
参加者がパフォーマーとなり、卵の中に入り、自分の手で殻を破って出てきてもらうパフォーマンスを行います。
■当日の流れ
11:00〜13:00 <絵を描くワークショップ>
ワークショップ説明後に、思い描いたものを卵の殻に油性マジックペンを使って描きます。(絵の具やスプレーは使いません)
13:00〜14:00 <休憩>
卵にもう少し描きたい人は休憩時間を制作に使っても大丈夫です。
14:00〜15:00 <シュミレーション>
卵から生まれるパフォーマンスの流れや動き方のシュミレーションをしてみます。
15:00〜15:30 <移動>
絵を描くワークショップ会場(SAAI Wonder Working Community)からパフォーマンス発表会場(新東京ビル)へ卵を持って移動します。
15:30〜16:00 <休憩>
16:00〜16:30< パフォーマンスの準備>
動き方の最終確認をしたり配置についたりします。
16:30〜17:00 <パフォーマンスを発表>
※卵から生まれるパフォーマンスの様子はどなたでも新東京ビルの2階からご鑑賞いただけます。
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■当日の鑑賞について
16:30よりパフォーマンスを新東京ビル(千代田区丸の内3-3-1)1階の中央のドーム部分で行います。2階の回廊より全体をご覧いただけますので、カフェレストラン「The Pantry」近くの階段またはエレベーターで2階へお越しください。
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※備考:WSの様子を動画で撮影し、後日、公開を予定しています。予めご了承ください。
【作家プロフィール】
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栗原良彰(アーティスト)
1980年、群馬生まれ。東京藝術大学大学院博士課程修了。「アーティストは、自由の体現者であるべきだ」という考えを持ち、特定の表現スタイルにこだわらず、彫刻や絵画、ビデオ、パフォーマンス、映画、ワークショップなど、あらゆる表現方法で意欲的に制作活動を続けている。