東京ビエンナーレの歩き方vol.1 「循環の景色へ」 栗生はるか、藤浩志、2.5 architects、山崎亮、ダフナ・タルモン

日程2021年6月25日[金]
時間19:00~21:15
会場youtubeにて配信いたします。
※視聴はこちらをクリックしてください。
料金無料
お申し込み不要
備考主なトーカー:栗生はるか、藤浩志、2.5 architects、山崎亮、ダフナ・タルモン(ビデオメッセージ)
聞き手・進行:宮本武典
※本トークは後日アーカイブをご覧いただけます。
お問い合わせ東京ビエンナーレ事務局 info(at)tokyobiennale.jp

開幕まで2週間となった「東京ビエンナーレ2020/2021」。オンラインでおこなうリレートーク「東京ビエンナーレの歩き方」では、参加アーティストをお招きし、各アートプロジェクトの成り立ち、地域でのプロセスデザイン、コロナ禍での取り組み状況についてお話を伺っていきます。
第1回のトークテーマは「循環の景色へ」。巨大都市・東京は、その終わりなき都市開発と人口集中、大量消費・大量生産の社会経済システムにより膨大な廃棄物を吐き出し、便利さや快適さの引き換えに自然環境に大きなダメージを与え続けています。
SDGs時代の到来によって、シェアリング、リース、リユース、リペア、リファービッシュ、リサイクルなど、循環型社会にむけた取り組みに、国や企業が本腰を入れる一方、東京から発する大量の廃棄物は都市固有のテーマ・素材として、多くのアーティストを惹きつけています。
今回のトークでは、不要とみなされたモノたちから、新たなつながりの構築を試みる5つのプロジェクトについて、プロジェクトリーダーにリレー形式でインタビューをおこないます。
廃棄物とアート表現をつなぐトライアルのなかから、2021年現在の東京と、開催テーマ「見なれぬ景色へ」を掲げる東京ビエンナーレ2020/2021の風景が浮かび上がることでしょう。ぜひご視聴ください。

[タイムテーブル]

下記のプロジェクトについて、東京ビエンナーレプログラムディレクター宮本武典がリレー形式でお話を伺います。興味のある時間帯にアクセスしてください。また、このトークの動画は後日アーカイブするので、聴き逃してもご視聴可能です。

19:00~19:30|令和三年度 銭湯山車巡行
BKY+銭湯山車巡行部(栗生はるか、三文字昌也、内海皓平、村田勇気)

19:30~20:00|ロイダッツ チャリティショップ
山崎亮、渡邊彩子

20:00~20:30|kaekko Expo.
藤浩志

20:30~21:00|青海三丁目 地先の肖像
2.5 architects 森藤文華+葛沁芸

21:00~21:15|ギフトプロジェクト 東京2021
ダフナ・タルモン(ビデオメッセージ)、高橋ユカ

[紹介プロジェクト]*登壇順

令和三年度銭湯山車巡行/BKY+銭湯山車巡行部

今はなき銭湯を弔い、今を生きる銭湯を寿ぐ、銭湯のための祭りを。
東京の地域大衆文化の結晶たる「銭湯」は、減少の一途を辿っている。銭湯で使われていた物品を再構成した「山車」で東京の街を「巡行」し、カランから出る湯水で東京中の溜まった塵を洗い流す壮大な銭湯スペクタクルを展開する!
プロジェクトページ→ https://tb2020.jp/project/sento-dashi-2020-tour-with-public-bathmobile/

ロイダッツ チャリティショップ あなたのいらないものが誰かの力になる/山崎亮

「チャリティショップ」はイギリス発祥の社会貢献店舗です。人々が不要になったものをチャリティショップに寄付し、それを店舗で販売することで得た利益を社会課題の解決のための資金とするものです。東京ビエンナーレではアートプロジェクトとしてチャリティショップの文化を街に根付かせるべく、千代田区のいくつかの学校で展開。収益はがんに影響を受けるすべての人を支援する「特定非営利活動法人マギーズ東京」へ寄付します。本プロジェクトではプロジェクトに共感してくれた人たちと対話を繰り返しながら、ボランティアによる参加の形態や運営の仕組みを組み立てていきます。
プロジェクトページ→ https://tb2020.jp/project/loiduts-charity-shop-help-others-with-second-hand-goods/

kaekko Expo./藤浩志

増え続けるビニールプラスチック廃棄物への違和感からはじめた家族の小さなプロジェクトは、不要となったおもちゃ類をツールとした子ども達主体のコミュニケーションプログラム「かえっこ」へと移行し、2000年以降国内外の各地で活用されてきました。 東京ビエンナーレでは今年22年目を迎える「かえっこ」のこれまでの流れを紹介するとともに、藤浩志の作品・ツールとしての「Kaekko 」システムを検証し、活動継続の結果蓄積された膨大な数のおもちゃによる空間を出現させます。
プロジェクトページ→ https://tb2020.jp/project/kaekko-expo/

青海三丁目 地先の肖像/2.5 architects 森藤文華+葛沁芸

建築家ユニットの2.5 architectsによる、臨海の埋立地をめぐるプロジェクト。東京のフロンティアである「青海3丁目地先」と呼ばれ、かつては地名も地番もなかった埋立地及び資源やゴミに焦点をあてたフィールドワーク/体験型インスタレーションを通じて、埋立地の場所性を捉え、私たち一人一人に関わる問題として向き合うプロジェクトです。
プロジェクトページ→ https://tb2020.jp/project/the-portrait-of-aomi-3-chome-frontier/

ギフトプロジェクト 東京 2021/ダフナ・タルモン

企画書を“ソーシャルダイブ”の公募に送った時は、状況のゆくえを想像していませんでした。現地の人々と作業するという期待がすごく、わくわくした気持ちが膨らんでいました。 すると、世界的な伝染病が私たちを阻めてしまいました。 消費はまた伝染病です。が、症状は目にできません。 この2つの伝染病はどう結びつくでしょう? 今年長い間家にいて、こうは思いませんでしたか?私たちはものを持ちすぎている、と。いくつか手放す?譲る?寄付?巣ごもり期間で家にいた間、意味のあった場所や部屋を解放したりもできるかもしれません。 イスラエルでは、多くの家族にそういったことが起こりました。そして、それを私は語りたいのです。 私は皆さんに、このプロセスを行うようご招待いたします。このプロセスは新しい世界に対応しており、半分オンライン、半分が現実です。私の新しい作品に参加いただければ、ユーモアで味付けされた、解放という感覚をお約束します。(ダフナ・タルモン)
プロジェクトページ→ https://tb2020.jp/project/the-gift-project-tokyo-2021/

[聞き手]

宮本武典 (東京ビエンナーレプログラムディレクター)
キュレーター、アートディレクター。1974年奈良生まれ。海外子女教育振興財団(泰日協会学校/バンコク)、武蔵野美術大学パリ賞受賞により渡仏、原美術館学芸部を経て、2005年に東北芸術工科大学へ。2019年3月まで同大教授・主任学芸員として東北各地で数多くの展覧会をキュレーションした他、東日本大震災の復興支援プロジェクトを牽引した。「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」プログラムディレクター(2014~2018)、東北芸術工科大学東北復興支援機構ディレクター(2011~2017)、東根市美術館芸術監督(2016~)などを歴任。2019年より角川文化振興財団のクリエイティブディレクターとして角川武蔵野ミュージアム(所沢市/隈研吾設計)の開館事業に参加。現在、東京ビエンナーレプログラムディレクター、東京藝術大学テクニカルインストラクター。

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