アートプロジェクト

いなせな東京 Project

池田晶紀

写真家の池田晶紀氏が“神田っ子”をモデルにポートレイトを撮影する企画として、2012年から足かけ6年に渡り継続してきた「池田晶紀ポートレイトプロジェクト」。“神田っ子”から始まったモデルは、今では神田のみならず千代田区全域にモデルの対象を広がり、現代の“江戸っ子”を写し出すポートレイトとして、2012年から毎年欠かさず撮影と発表が行われています。様々な景色とともに切り取られてきたポートレイト写真からは、言いようのない江戸っ子の「粋」をはらんだ「いなせな」姿が見え隠れします。写真は現代の「東京」が舞台ですが、昔から住む人からも、新しく働き始めた人からも、受け継がれる風土や人情が育む「いなせな東京」が香り立ちます。東京ビエンナーレでは、千代田区の小学校を舞台に「いなせな東京写真館」を設置。これまでのポートレイトを展示したり、絵や写真のワークショップを開催したり、いなせな人々による東京ツアーを敢行したり、ポートレイトを介して様々な人たちが繋がる空間を作り出します。

(2020年3月現在)

1: 《池田晶紀ポートレイトプロジェクト2012-2018 いなせな東京》2012、清水祥彦/田畑秀二/鳥居 繁、千代田区外神田 神田明神、ⒸMasanori Ikeda
2: 《池田晶紀ポートレイトプロジェクト2012-2018 いなせな東京》2012、堀井奈穂子、千代田区神田小川町 五十稲荷神社、ⒸMasanori Ikeda

作家について

池田晶紀 (写真家)

1999年自ら運営していた「ドラックアウトスタジオ」で発表活動を始める。2003年よりポートレイト・シリーズ『休日の写真館』の制作・発表を始める。2006年株式会社「ゆかい」設立。クリエイティブディレクター、映像ディレクターとしての活動を開始。2010年スタジオを馬喰町へ移転。オルタナティブ・スペースを併設し、再び「ドラックアウトスタジオ」の名で運営を開始。国内外で個展・グループ展多数。アーティスト三田村光土里とのアートユニット「池田みどり」としても活動。一般社団法人フィンランドサウナクラブ会員、かみふらの大使など。主な著書に、写真集「SAUNA」(ゆかいパブリッシング)、「あかるい物撮り」(BNN新社)、「いなせな東京」(コマンドN)がある。近年の展覧会は、2017年池田晶紀展「SUN」スパイラルガーデン(東京)、2018年「池田晶紀 Portrait Project 2012-2018 いなせな東京」3331 Arts Chiyoda メインギャラリー(東京)、など。

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