アートプロジェクト

そこで生えている。2013-2021

佐藤直樹

グラフィックデザイナーとして雑誌や書籍、アートイベント等幅広く活躍する佐藤直樹は、2003年〜10年まで「セントラルイースト東京」のプロデュース、2010年「アーツ千代田3331」の立ち上げなどにも携わっています。その後「 TRANS ARTS TOKYO 2013 」を機に絵画制作へと重心を移し、画集の刊行、太田市美術館での個展等精力的な活動をしてきました。

2013年の「 TRANS ARTS TOKYO 2013 」(東京電機大学跡地)から始まり、現在も終わることなく続いている木炭画「そこで生えている。」シリーズ。この植物を中心としたモノクロームの絵画は、現在200メートルにも及びます。東日本大震災後に突き動かされるように絵画制作へと向かった佐藤の絵は、まるで雑草のように増殖し続けています。 東京ビエンナーレでは、 「そこで生えている。」と、その間に描かれることになった「勢揃坂」を合わせて展示する予定です。

(2020年3月現在)

1: 《秘境の東京、そこで生えている》 2017、アーツ千代田 3331(東京)
2: 《佐藤直樹展:紙面・壁画・循環》 2019、太田市美術館・図書館(群馬)
3: はじめの《そこで生えている。》2013、勢揃坂 2014-2019

作家について

佐藤直樹 (東京ビエンナーレ2020 クリエイティブディレクター、アートディレクター、デザイナー、画家)

1961年、東京生まれ。北海道教育大学卒業後、信州大学で教育社会学・言語社会学を学ぶ。美学校菊畑茂久馬絵画教場修了。1998年、アジール・デザイン(現アジール)設立。 2003~10年、「セントラルイースト東京」プロデュース。2010年、「アーツ千代田 3331」立ち上げに参画。「トランスアーツ東京」を機に絵画制作へと重心を移す。サンフランシスコ近代美術館パーマネントコレクションほか国内外で受賞多数。 画集に『秘境の東京、そこで生えている』(東京キララ社, 2017)、著書に『無くならない―アートとデザインの間』(晶文社, 2017年)、展覧会図録に『佐藤直樹 紙面・壁画・図録──同じ場所から生まれる本と美術の話』(太田市美術館・図書館/美術出版社, 2019年)など。美学校講師。多摩美術大学教授。

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