アートプロジェクト

野営の「東京大屋台」と吉永ジェンダーの「東京をきく」モノ・コトそしてオトの再発見

野営

<公募アートプロジェクト「ソーシャルダイブ」>

「東京大屋台」とは、東京の各地に点在する空き地に、竹や廃材で作られたスカスカの建築物の集落をつくるプロジェクト。そこは、商いや表現を好きなだけ行い続けられる場所=アジールとなります。「アジール」は会期中、会場内を縦横無尽に増殖していく予定です。存分に生きられる解放区が日本の重心・東京に出現し、参加者の活路となります。

その中で行われるプロジェクトのひとつが「東京をきく」です。

これは、思い出のレコードを良い音で再生するプロジェクト。参加者から持ち込まれた家に眠っているレコードをクリーニングし、再生します。開催期間中は持ち込まれたレコードを預かり、それにまつわるアーカイブを作成します。レコードを持ち込まない方も鑑賞可能です。良い音を聴きながら、音楽(レコード)を中心にした思い出を、その場に居合わせた人たちと語り合うサロンとなります。

(2020年3月現在)

1: 《シュらん》 家、2017、久万美術館(愛媛県久万高原町)
2: 《露骨でかっこいい八王子》 露骨舞台、2019、カフス蔵(東京都八王子Uロード)
3: 《椎名町サロン》 2015、池袋モンパルナス回遊美術館(東京都椎名町)

作家について

野営

野営とは、海野貴彦、イワモトジロウによる「アジール」を作り続けるためのユニット。

海野貴彦(かいのたかひこ) 内部装飾および調整担当
1975年6月6日東京都生まれ。画家。画家という肩書きの祭り屋。
2012年縁も所縁も無かった、愛媛県松山市に拠点を東京から移す。
現在、全国各地で作品発表を続け、まちおこしならぬ「ひとおこし」に全身全霊を捧げる。得意なスタイルは「そこでしか出来ない、そこの最大公約数で制作する」こと。主な使用画材は「絵の具」そして「人」。絵の具でキャンバスにえがき、人でまちをえがく。まちの彩りになることも含めて「画家」と名乗る。転じて海野が居るところが今、日本で一番面白い所とされる。

イワモトジロウ 外枠制作および馬力担当
1958年2月16日愛媛県鬼北町生まれ、在住。1987年東京にて、野外テント劇団 「水族館劇場」の旗揚げに参画。劇場設計・舞台美術を担当。2001年郷里の愛媛に帰還。歴戦の猛者、生きる伝説。

メンバー

吉永 ジェンダー よしなが じぇんだー
美術家

1978年生まれ。主に自己をテーマとした写真作品やインスタレーション、過度に装飾的な立体作品を制作。単純な驚きや面白さ美しさなど、感情に直接響くプリミティブな表現を追求してきた。その結果、最近は美食家としての活動に目覚め、美味しいものを食べ歩き、その楽しさをサウンドインスタレーションで表現している。

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