日程 | 2021年8月28日(土) |
時間 | 18:00-21:00(予定) |
会場 | オンライン https://youtu.be/bKxapP0tmQA ※愛媛県松山市時宗「法厳寺」本堂よりインターネット生配信 |
料金 | オンライン視聴無料 |
お申し込み | オンライン視聴は申し込み不要 |
運営 | 主催:山中カメラ 共催:⼀般社団法⼈東京ビエンナーレ |
コロナ禍の盆踊り大会をオンラインで開催、紙人形のアバターで人びとが踊る社会音楽プロジェクト
「会えない人に逢う」 文=山中カメラ
新型コロナウィルスのためリアルで行う盆踊りの開催は困難になってしまった。
しかし、「お盆、盆踊り」という風習をあらためて考えてみると、日本人は古来より「想像力」という力を使って当たり前のように会えない人と逢う術を実践してきた。
キュウリで馬を作って先祖をあの世まで迎えに行き、ナスの牛で先祖をあの世に送り届けた。
提灯の薄明かりの向こうに先祖を想像し、「見えないもの」と近づく技術を DNAレベルで継承してきた。
「お盆 / 盆踊り」という行事は「もう会えない人と何とかして逢って一緒に踊る」ことなのだ。
この日本人が培ってきた想像力という技術を、人と近づけないコロナ禍である現代にこそ必要であると考える。
参加者は自分自身の「思い」を紙人形に移して「郵送」という現代では誰もが利用できる手段で日本中、世界中から盆踊りに参加することができる。
紙相撲に使う力士のようなオリジナル紙人形(アバター紙人形)と音頭の歌詞を郵送で広く募集し、会場に設置した「踊り舞台」に並べる。
募集した歌詞をリアルタイムで唄い(見えない力であるところの)スピーカーから発せられる音の波動、振動で人形を踊らせ、沢山の人々の思いが、また沢山の人(の分身)を踊らせる。
参加者は自分のアバター紙人形が踊る様子を映像配信でリアルタイム視聴することができる。
●アバター紙人形盆踊りに是非ご参加ください !
コロナ禍で集まれない今、自分の分身のアバター紙人形を送って皆で集まりませんか?
2021年8月28日(土)18:00より、盆踊りの始祖である一遍 上人の生まれた愛媛県松山市道後の「宝厳寺」本堂にてコロナ退散の紙人形踊り念仏(盆踊り)を行います。あなたの分身(アバター) が道後法厳寺の特設ステージ(紙相撲みたいなしかけ)で踊ります。 お祭りの様子はインターネットで生中継いたします。是非あなたの分身が踊っている姿を見つけてください。 中継が見られなくてもお祭りに思いを馳せてくださると幸いです。
●アバター紙人形のつくりかた
1)専用のハガキを東京ビエンナーレインフォメーションセンター、野営とおしゃれブラザーズ会場などで入手。または、こちらから応募用紙をダウンロードすることもできます。
2)返信はがきの紙人形に自分の顔や髪、服装を書き込み、好きな色を自由に塗ってください。手のポーズを変えたり、手に物を持たせたりしても結構です。ひと目であなたの分身とわかるようにしてください。
3)できあがったはがきを自分の体にこすりつけて、あなたの「気」を紙人形に移してください。
お名前ご住所と歌詞をご記入の上、63円切手を貼り、ポストに投函してください。※2021年8月23日必着
届いた紙人形は作家が切り抜き、人形に紙相撲の要領で踊っていただきます
※あなたの「気」が込められたアバター紙人形は大切に大切に取り扱います。雑に捨てたりしません! お預かりしたアバター紙人形は大切に保管の後、
2022 年 6 月に愛媛県松山市の真言宗「成願寺」にて人形供養を行 う予定です。 人形の返却を希望される方は別記のお問い合せよりご連絡ください。
●コロナ音頭の歌詞募集!
2012年8月28日に道後法厳寺で行う「アバター紙人形ボンダンス大会」で使用する「コロナ音頭」の歌詞を募集します。
「コロナ」をテーマに自由に歌詞を考えてお送りください。
当日は皆さんの歌詞を音楽家の皆さんが生で歌い上げ、その音に合わせてアバター紙人形が踊ります。皆様のコロナに対する思いを自由にぶつけてください!
曲はホームページ、もしくはYouTubeで「WITHOUT-CORONA-ONDO」「山中カメラ」で検索すれば聴くことができます。
7-7-7-5 +(かけ声)2
の音節でご応募ください!
(例)
7 干物のように
7 マスクを干した
7 今夜はアジの
5 ひらきかな
(2) あぁ!
(例)
7 まだ会えぬひと
7 もう会えぬひと
7 あなたの事を
5 思ってる
(2) わぁ!
※当日は皆様から寄せられた歌詞をランダムに選びながら生演奏で歌います。 沢山の歌詞を歌う予定ではありますが、応募多数の場合時間の都合でご自身の歌詞が歌われない場合もありますのでどうかご了承ください。
■アーティストプロフィール
山中カメラ(現代音頭作曲家)
1978年、山口県生まれ。写真、映像、歌 が融合した独特の「カメラショー」をライブ形式で展開。近 年は日本各地や海外に滞在し、町の人と交流しながら感じた こと、感動したことをもとに現代の視点で作る音頭「現代音頭」 を制作。作詞、作曲、編曲、演奏、振り付け、提灯、会場作 りなどの全てを地域の人々と共に創り上げ、さまざまな人々 を巻き込んだオリジナルの盆踊り大会を開催する活動を精力 的に行っている。横浜で制作された音頭は APEC 首脳会議(2010)で披露された。
クラウドファンディングで多大なる応援、支援金を集め、ついに活動をまとめたCD 付き書籍『山中カメラ現代音頭集 Shall we BON-DANCE?』が2020年に刊行された。
■当日の生演奏メンバー
【お詫びとお知らせ】新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言、まん延防止等重点措置により出演者の県をまたぐ移動ができなくなったため、当初予定していた須藤かよ(歌/ピアノ)、佐伯真有美(歌/ギター)、横手ありさ(歌)の出演をキャンセルし、愛媛県在住のミュージシャンだけで演奏を行うことになりました。急きょ加わった最強メンバーによる演奏をどうぞお楽しみください。
中ムラサトコ (歌/太鼓)
前世は野良犬。 今世は彷徨える歌うたい。 楽しい美味しいだけを優先的に生きてい たため、現在ほがらかぽっちゃり系。 義理人情に弱い。
覚醒チンドンネットワーク
伊予之国随一の奔放な港町・三津濱で時代に先駆け覚醒した面々が乱れた浮世に覚醒の種を蒔くべく結成したチンドン組合。覚醒のためには手段を選ばず、小唄・芝居・ペインティング屋台・漂着物楽器・舞踏・時代劇、果ては大鯰まで飛び出して繰り広げられるとっ散らかった奇天烈ドンチャン騒ぎは各現場で毎度の「事故」扱い。覚醒する目撃者続出!泣く子はもっと泣く、現代のイニシエーション体験でおぬしも覚醒せーいっ!
サ々キDUB平(CHIZURUYA) (オーバーヘッドプロジェクター)
FROM三津浜。オーバーヘッドプロジェクターを使用したアブストラクト+ダビーな空間演出を得意とする。三津浜にある自身のスタジオCHIZURUYAでは絵画におけるDUBを模索、同時にシルクスクリーンのスタジオとしても運用中。DUB平の平は平和の平。
※以下のメンバーは出演キャンセルとなりました
須藤かよ (歌/ピアノ)
セザールフランクの様に60歳過ぎた位に名曲を作る事、そして脳天をつん裂くようなsession(演奏)をするのが夢。
佐伯真有美 (歌/ギター)
3児の母。あふりらんぽのオニ(G.&Vo.)。15 歳の時LUNA SEAのライブで頭振ってたらチャクラが爆発。21 歳の時アフリカのピグミー族の森でマラリアにかかり死にかける。最近7歳の次男に、父ちゃんと母ちゃんは、悪いけど神とバカやな、と言われる。
横手ありさ (歌)
埋め立て地育ち。 ジャズを唄う江戸っ子母におんなでひとつで育てられ、現在一児の母。嫁いだ先は絶海の孤島青ヶ島。破天荒とブルースを、菩薩顔に秘めているうたうたい。