【終了】【村山修二郎】植物を介したコラボレーションパフォーマンス&レクチャー

日程2021年8月28日(土)
時間①コラボレーションパフォーマンス 11:30〜12:00
ライブ配信URL:https://youtu.be/uJIdxBEtm5g
②レクチャー 17:00〜18:00
ライブ配信URL:https://youtu.be/7eLPkad0Jog
※終日イベントが開催されていますが、12:00〜17:00までは動く鉢オーナー限定のワークショップとなります。一般参加は受け付けておりませんのでご了承ください。
会場アーツ千代田3331 1階コミュニティスペース (東京都千代田区外神田6-11-14)およびオンライン
料金無料
お申し込み会場参加希望の方は(1)お名前(2)参加内要(3)人数を事前にメール(info(at)tokyobiennale.jp)にてお知らせください。
オンライン視聴は、申し込み不要です。
定員15名(一般受付)
お問い合わせ一般社団法人東京ビエンナーレ
TEL:03-5816-3220 info(at)tokyobiennale.jp

11:30〜12:00 コラボレーションハプニングパフォーマンス 

村山修二郎(美術家)のインスタレーションに、音楽を西脇小百合(ピアニスト)、身体表現を池宮中夫(ダンサー)とコラボレーションするパフォーマンスをおこないます。

土のHAPPENS  植物のHAPPENS  の発生  が 生成 であり我々は 曲がり角に差し掛かっている。 時 を 見つけに 紡ぎ 弾く ルーツ動く わたしのみどり

※ライブ配信ではピアニカの音声が入っていないため、別カメラからの映像もご覧ください

アーティストプロフィー

村山 修二郎(むらやま しゅうじろう)
プロジェクトリーダー

東京生まれ。東京藝術大学大学院 美術研究科 博士後期課程美術専攻壁画修了 博士(美術)。美術家。 植物に内在する初源的な力を抽出した作品制作、社会地域活動、ワークショップなどを様々な地域で行っている。主に、地域の植生をリサーチし読み解き、アートに見立て巡る「植巡り(しょくめぐり)」のプロジェクトや、植物(花・葉・実)を手で直接紙や壁に擦り付けて描く「緑画(りょくが/村山が考えた造語)」手法を考案し、唯一無二の絵画で表現している。秋田公立美術大学准教授2018年〜 。

池宮 中夫 (いけみや なかお)
プロジェクトメンバー

東京中野生まれ。多摩美術大学絵画科油画抽象専攻卒業。舞踊家、ダンサー。インスタレーション・演劇・舞踊・パフォーマンスなど国内外で活動。1989年旧西ドイツにて多くの舞踊作家に学び、欧州各地、韓国等でソロ活動。1992年よりダンスカンパニーノマド~sの演出・振付。表現の必然・発表の意義を現在に問い続ける。空間性の強い作品を特徴とし、劇場のみならず美術館や倉庫でも上演。2015新作に『群生する耳–ミヌート』『詳らかなmelancholy』主な委嘱ワークショップは、目黒区美術館・世田谷パブリックシアター・水戸芸術館・ケウォン美大(ソウル)・ストア(ヘルシンキ)・長崎県美術館等、武蔵野美大・東京藝大・多摩美大で非常勤講師。

西脇 小百合(にしわき さゆり)
プロジェクトメンバー

京都市立京都堀川音楽高校を経て東京芸術大学音楽学部ピアノ専攻卒業。その後パリエコールノルマル音楽院にて研鑽を積む。第43回全日本学生音楽コンクール大阪大会中学校の部第一位。91年京都ピアノコンクール第一位。95年秋田大曲新人音楽祭室内楽部門入賞。99年フランス音楽コンクール第一位、併せて稲畑賞受賞。姫路パルナソスホールチェンバロ講座上級コース修了。国内外でフランス音楽を中心にソロリサイタルやコンサートを開催し、ソロ・室内楽・伴奏・録音・チェンバロなどの分野で幅広く活動している。また講習会等の公式伴奏者も務め、録音に携わったCDは多数発売されている。これまでにピアノを丸山博子、高良芳枝、クラウス・シルデ、ジェルメーヌ・ムニエ、クリスティアン・イヴァルディ、浜口奈々の各氏、チェンバロ・オルガン・通奏低音を大塚直哉に師事。京都音楽家クラブ会員。現在京都市立芸術大学伴奏者、京都市立芸術大学音楽教育研究会講師、京都光華女子大学非常勤講師、帝塚山大学非常勤講師。

17:00〜18:00 レクチャー

『土から森へ-タンザニアの山間地でのバニラ栽培の事例から-』

東京ビエンナーレ2020/2021「動く土動く植物」では、これまでに土に関する2回の講演をさせていただきました。参加者の皆さんにとって、多様でにぎやかな土の世界を身近に感じられる機会になっていたら嬉しいです。また、そこに根を張る植物の生命力を実感されたのであればなおさらです。今回の講演では、動く土や動く鉢から目線を少し高く遠く上げて、樹園地や森林が視野に入るような話題を用意します。紹介する事例は、東アフリカ・タンザニアの山間地域で行ったバニラ栽培です。そこでは、貧困削減や生態系の保全、そして社会的に弱い立場にある人びとの暮らしの向上がいっぺんにかなうような取り組みを行いました。フィールドでの感覚を、バニラの香りとともに皆さんと共有したいと思います。



講師プロフィール

田中 樹(たなか うえる)
プロジェクトアドバイザー

北海道えりも町生まれ。弘前大学農学部を卒業後、青年海外協力隊よりケニア共和国に派遣されジョモケニヤッタ農工大学園芸学科の土壌肥料学担当講師を務める。帰国して京都大学大学院農学研究科(修士課程)入学、同(博士後期課程)中退。その後、京都大学農学部・土壌学分野、同・比較農業論分野、京都大学地球環境学堂・陸域生態系管理論分野、総合地球環境学研究所に勤務。
現在、摂南大学 農学部 食農ビジネス学科 教授(環境農学研究室)、ベトナム・フエ大学名誉教授。京都大学博士(農学)。専門は、環境農学、土壌学、地域開発論。アフリカやアジアの在来知から、人びとの暮らしの向上と資源・生態環境の保全が両立するような技術や生業を創り出す研究に取り組む。
第25回日経地球環境技術賞(優秀賞、2015)、第41回日立環境財団環境賞(環境大臣賞および優秀賞、2014)などを受賞。

●展示作品

村山修二郎の作品は東京ビエンナーレ2020/2021の2会場で展示中です。ご来場の際にはぜひ合わせてお楽しみください。

(1)日比谷OKUROJI(東京都千代田区内幸町1丁目7−1)
※イベント会場より電車約20分(東京メトロ千代田線湯島駅〜日比谷駅+徒歩)

撮影:ゆかい(ただ)

(2)ノーガホテル 秋葉原 東京(東京都千代田区外神田3-10-11)
※イベント会場より約10分(徒歩)

撮影:ゆかい(ただ)
撮影:ゆかい(ただ)

村山修二郎 東京ビエンナーレ公式noteインタビューはこちら

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