アートプロジェクト

東京影絵クラブ

川村亘平斎+宮本武典

インドネシアで影絵芝居ワヤン・クリットを習得した川村亘平斎と、キュレーターの宮本武典が、東京に暮らす20ヵ国/60名の、海外にルーツを持つ人々に聞き書きをおこない、彼らのオーラルヒストリーを、影絵作品『東京影絵/Tokyo shadow puppet theater』と同名書籍の出版を通してビジュアライズするプロジェクト。
この10年で多国籍化が急速に進んだ東京。〈東京影絵クラブ〉では、東京オリンピック・パラリンピック競技大会への邁進と挫折、その要因となったCOVID-19感染拡大により、歴史的転換点となった2020年の日本社会を、多様な視座からスクリーンに映し出しながら、母国語や根ざす文化が異なる私たちがともに生きる〈あたらしい東京〉への道筋を考えていきます。

企画支援:公益財団法人東急財団、株式会社クレヴィス

(2020年3月現在)

1:〈東京影絵クラブ〉ロゴ(デザイン:heso.inc)
2: HIVに母子感染した孤児たちとの影絵プロジェクト(チェンマイ)
3: 原発事故避難者との影絵芝居「ヘビワヘビワ~南相馬市小高区大悲山の大蛇伝~」(福島県南相馬市)

作家について

川村亘平斎+宮本武典

川村亘平斎(影絵師/ミュージシャン):1980年、東京生まれ。インドネシア共和国・バリ島にのべ2年間滞在し、影絵人形芝居「ワヤン・クリット」と伝統打楽器「ガムラン」を学ぶ。アジアを中心に世界各国で影絵と音楽のパフォーマンスを発表。また、日本各地でフィールドワークやワークショップを通じて、土地に残る物語を影絵作品として再生させる活動も高く評価されている。ガムランを使った音楽ユニット「滞空時間」主宰。平成28年度第27回五島記念文化賞美術新人賞受賞(2016年)。

宮本武典(キュレーター):1974年、奈良生まれ。角川文化振興財団クリエイティブディレクター。海外子女教育振興財団の派遣プログラムでバンコク赴任、武蔵野美術大学パリ賞受賞により渡仏、原美術館学芸部を経て2005年に東北芸術工科大学へ。2019年3月まで同大学教授・主任学芸員を務め、東北各地でアートプロジェクトや東日本大震災の復興支援事業を展開。2014年に「山形ビエンナーレ」を創設し、プログラムディレクションを3期にわたって手がける(~2018)。国内外を巡回した主な展覧会として「石川直樹:the stranger」、「向井山朋子:夜想曲」、「曺徳鉉:Flashback」など。2019年4月より角川武蔵野ミュージアム(隈研吾氏設計)の立ち上げに参画。

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