日程 | 2021年7月3日[土] |
時間 | 19:00より、いつでもご視聴いただけます。 |
会場 | youtubeにてご覧いただけます。 ※URLは7/3(土)19:00にこちらに明記します |
料金 | 無料 |
お問い合わせ | 東京ビエンナーレ事務局 info(at)tokyobiennale.jp |
開幕まで1週間となった「東京ビエンナーレ2020/2021」。オンラインでおこなうリレートーク「東京ビエンナーレの歩き方」では、参加アーティストをお招きし、各アートプロジェクトの成り立ち、制作のプロセス、コロナ禍での取り組み状況についてお話を伺っていきます。
第2回のトークテーマは「デジタルで生まれる新体験」です。
新型コロナウイルスの感染拡大により、各地の大型芸術祭が中止となり、東京ビエンナーレも2020年7月から1年間の延期を余儀なくされましたが、この間に私たちはコロナ禍における地域密着型芸術祭のあり方を模索してきました。
コロナ禍での海外アーティスト受け入れ、展示会場の確保、地域コミュニティとの協働など山積する課題と向き合いながら、東京ビエンナーレでは「もうひとつの展示空間・体験」として、スマートフォンで鑑賞するAR作品や鑑賞ガイドの開発に取り組んできました。
この夏、東京ビエンナーレが提案する「+EX」とは、東京で開催する芸術祭にデジタル技術によって「+」するExtra(特別)なExperience(体験)です。今回のトークでは、クリエイター並河進を中心に、「+EX」コンテンツの開発マネジメントを手掛けた3人が、ARを駆使したアート作品群と、東京の過去・現在・未来を物語るデジタルガイド「ストーリーテラー2021」について解説いたします。東京ビエンナーレ2020/2021がひらく「見なれぬ景色へ」と旅立つ前に、ぜひご視聴ください。
[紹介プロジェクト]
●「東京ビエンナーレ2020/2021」に出展されるAR作品より
*AR(Augmented Reality=拡張現実)の技術を使って、端末のカメラを起動させて鑑賞するデジタル作品です。
並河進「SAVE EDO」/東京ビエンナーレ開催エリアの避難所・避難場所 等
https://tb2020.jp/project/save-edo/
AR三兄弟「都市と経験のスケール2021」/大手町パークビルディング 他
https://tb2020.jp/project/scale-of-the-city-and-experience/
椿昇「TOKYO BUDDHA」(開発:AR三兄弟)/新有楽町ビル
https://tb2020.jp/project/well-meet-again-2020/
山縣良和「Small Mountain in Tokyo」(開発:AR三兄弟)/万世橋の中央
https://tb2020.jp/project/small-mountain-in-tokyo/
宇川直宏「DOMMUNE |THE 100 JAPANESE COMTEMPORARY ARTISTS」/吾妻橋
https://tb2020.jp/project/dommune-the-100-japanese-contemporary-artists/
●ストーリーテラー2021/見なれぬ景色へ
*東京を再発見するデジタルガイド。ストーリーテラーの語りを街角のポイントでスマホをかざして聞くことができます。
登場するアーティスト・学識者:池田晶紀、糸井重里、木下直之、栗生はるか、小池一子、陣内秀信、田中元子、中村政人、ナカムラクニオ、中田理恵、畑中章宏、藤浩志、山崎亮他、吉見俊哉、他多数
[トーカー]
並河進 (コピーライター、詩人、プログラマー)
1973年生まれ。電通 エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター。ソーシャルデザイナー、コピーライターとしての仕事の傍ら、詩とプログラミングによる作品を発表し続ける。映像作品に、「産業廃棄物処理場ロック」、「プールサイドライフ」。展覧会に、詩展「little stones in panic forest」(山陽堂ギャラリー)、人工知能との共作による詩展「わたしAとわたしB」(Impact HUB Tokyo)などがある。「ハッピーバースデイ3.11」(飛鳥新社)他著書多数。東京ビエンナーレエクスペリエンスクリエイティブディレクター。
宍戸遊美(東京ビエンナーレアドミニストレーター)
3331 Arts Chiyodaジェネラルマネージャー。1978年東京都荒川区生まれ。東京造形大学美術学部絵画専攻卒業。卒業後、保育所芸術専門員の仕事に従事しながら、沖縄県沖縄市でのアートプロジェクトの立ち上げと展覧会制作・発表を行う。2004年に芸術活動コマンドNに加入し、東京都千代田区でのアートスペース運営と、富山県氷見市、秋田県大館市でのアートプロジェクトの事務局を担当。2008年より3331 Arts Chiyodaの立ち上げに参加し、現在は地域担当マネージャーを担当。2013年に個展「レインボーレーン」を開催。東京ビエンナーレ2020/2021ではアドミニストレーターを務める。
宮本武典(東京ビエンナーレプログラムディレクター)
キュレーター、アートディレクター。1974年奈良生まれ。海外子女教育振興財団(泰日協会学校/バンコク)、武蔵野美術大学パリ賞受賞により渡仏、原美術館学芸部を経て、2005年に東北芸術工科大学へ。2019年3月まで同大教授・主任学芸員として東北各地で数多くの展覧会をキュレーションした他、東日本大震災の復興支援プロジェクトを牽引した。「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」プログラムディレクター(2014~2018)、東北芸術工科大学東北復興支援機構ディレクター(2011~2017)、東根市美術館芸術監督(2016~)などを歴任。2019年より角川文化振興財団のクリエイティブディレクターとして角川武蔵野ミュージアム(所沢市/隈研吾設計)の開館事業に参加。現在、東京ビエンナーレプログラムディレクター、東京藝術大学テクニカルインストラクター。
[参照リンク]
▶︎NEWS|スマホを持ってまちに出よう!「+EX」体験のご紹介。
https://tb2020.jp/news/ex-news/
▶︎TICKET|東京ビエンナーレで体験できること
https://tb2020.jp/ticket/