ディレクターの毛利嘉孝がその際に参照していたプロジェクトに彼自身も関わっていたHotel Asia Projectがあります。小倉のGALLERY SOAPのディレクターであり、自らアーティストとしてSECOND PLANETというアートユニットで活動してきた宮川敬一やアーティスト佐々木玄が立ち上げた、Hotel Asia Projectは、2011年から小倉、東京、沖縄、重慶、バンコク、ジョグジャカルタ、台湾、シンガポールなどアジアの都市を結んでアートにおける多言語状況の(不)可能性を模索してきました。今回のシンポジウムは宮川敬一と佐々木玄を迎えて、あらためてHotel Asia Project を振り返りながらこれからの展望を語り合います。
あわせて、中国重慶のOrganhaus Art Spaceのキュレーター、倪昆(Ni Kun)、現在国際的に注目を集めるバンコクのアーティスト、ミティ・ルアンクリタヤー(Miti Ruangkritya)、そして、東京をベースに活躍する新進気鋭のアーティスト、リリー・ナイト(Lily Night)、フィリピンから東京への移住の経験による独自の視点からデジタルメディアの資本主義や労働、そしてアートの問題を考えるジョン・パイレズ (Jong Pairez)など何らかの形でHotel Asia Projectと関わりのあった登壇者とともに、トランスナショナルなアートの現在、困難と可能性について語ります。
DAY 1: モデレーター:毛利嘉孝(社会学者、東京藝術大学教授) 出演者:宮川敬一(アーティスト、SECOND PLANET、GALLERY SOAPディレクター), 佐々木玄(アーティスト) 倪 昆(Ni Kun)(キュレーター、重慶Organhaus Art Spaceディレクター) リリー・ナイト(Lily Night) (アーティスト) 通 訳:李静文(日中)
この「TINY HOUSE FESTIVAL 2021」は、 TINY HOUSE(=小さな家)が これらの多様化する個々の 「欲しい暮らし」を手に入れる一つの手段になること、「人の繋がり」をつくる場所になること、私たちを覆っている様々な「社会問題の解決」 「持続可能な社会の実現」の一歩にもつながること、さらにこれらは“身近に”“小さく”始められることを、 社会に広く届けることを目的とした 「TINY HOUSE 展示会」です。 (竹内昌義+中田理恵)
■スケジュール <10/29(金)> ・11:00~20:00 TINY HOUSE FESTIVAL 2021 <10/30(土)> ・11:00~20:00 TINY HOUSE FESTIVAL 2021 (12:00~16:00 オンライントーク) ・11:00~17:00 栗原良彰「Pure Life」※パフォーマンスは16:30〜 <10/31(日)> ・11:00~17:00 TINY HOUSE FESTIVAL 2021 ・15:30~16:45 Kentaro!!a.k.a. Dayonashiik「語り継がれない伝説」 ※雨天のため、Kentaro!!a.k.a. Dayonashiik「語り継がれない伝説」は、16:00〜16:45となりました(10/31追記)
今年はTOKYO TORCH Parkに集結! 「TINY HOUSE FESTIVAL 2021」